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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■『ハウルの動く城』動く!/夏目義徳『クロザクロ』1巻
 福家書店で本を物色しながら待っていたら、しげが青い顔をしてやってきた。かなり気分が悪そうだったので、映画を見ようかと言っていた約束はキャンセルすることにする。「仕事場にお土産を持って行く。ここんとこずっと休んでて迷惑かけてるから」と言うので、「ラ・ブーン」に回るが、しげが目当てにしていた『どこでもいっしょ』のショップが潰れてしまっていた。仕方なくNHKグッズの店に回るが、しげは「オレの好きな店がどんどんなくなっていく」とショックを受けていたようである。キャナルシティはミッフィーグッズの店もなくなってしまっていたが、ホントに繁盛しているのだろうか。

 帰宅して、「チャンネルNECO」で漫然と『気になる嫁さん』や『このこ誰の子?』、『テニス少女夢伝説』『ファイヤーマン』『ゲートキーパーズ21』など。いちいち感想書いてはいられないけれど、懐かしの大映ドラマ、どれを見ても同じに見えるにもかかわらず目が惹きつけられてしまうのはなぜなんだろう。出て来るアイドル、殆ど2線級のブス子ちゃんばかりだというのに(山口百恵は例外中の例外だったのである)。
 DVDで北野武版『座頭市』など見返しながら就寝。


 読んだ本の感想、小説もマンガもなかなか書けないが、一冊だけ。
 夏目義徳『クロザクロ』1巻(少年サンデーコミックス)。
 ベースはやっぱり『デビルマン』なのは、人間のさらに上位の存在としての「悪魔」を設定し、「食物連鎖」のネタを出してきていることからも察せられるのだが、悪魔の種子にとり憑かれた主人公が、もとのからだに戻るためにハンターの少女に正体を隠して近づくシチュエーションに新味がある。家族や知人が食料としての「肉」としてしか見えなくなっていくのもスリルがあっていい。多分その「食料」を人間から悪魔へとすりかえていくことで主人公が助かる道を探っていこうという展開になると思うのだが、さて、「救いのあるデビルマン」となりえるかどうか。『トガリ』のときよりずっと絵も上手くなってきているので、今後の期待も大。ぜひ長く続いてほしいものである。

11月22日(月)
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