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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■男が男に恋をする。まあ、自由だけどよ/DVD『鋼の錬金術師』9巻
 これもまた誤解を生じるといけないのでクドクド書かねばならないのだが(書いても分からんやつには分からんのだが)、いろいろ加藤くんの文章を俎上に挙げているのは「こんな文章書くもんじゃない」と規制をかけているのではない。ウェブ上に公開された文章に関してはどんな感想を持たれるのも覚悟せねばらない、ということなのである。たとえ事前に「オレの文章キモいですよ」と防波堤を作っておいても、「いやほんとにむちゃくちゃキモいね」とサラッと突っ込んでくるのが「世間」というものなのだ(^o^)。あるいは「沈黙」でもって答えるのね。
 「軽く半泣き」くらいですんでるのなら、まだまだ今の「試練」は軽いのだ。


 さてまたトンガリさんは休みである。いいなあ、一週間に一回の出勤。
 こっちは相変わらずトンガリさんの仕事を一部肩代わりしてもうテンテコマイだってのに。昼間はずっとメシを食えず、しかも残業で帰りは8時。
 しげに迎えに来てもらって、帰りに「庄屋」に寄ったのが今日、最初の食事だった。これからしばらくはこんなふうにちょっと忙しい毎日が続きそうなので、トンガリさんの顔を見ないですむのなら、精神衛生上は気が休まるのだが。けれど仕事してほしいときにはサボって、いない方がいいときにはジャマしに来るのがトンガリさんの常だから、決して私の神経が休まることはないと思うワケである。


 DVD『鋼の錬金術師』9巻。
 第31話から34話まで、強欲のグリードは結局たった4話の出演でした。どっちかと言うと「アニメ派」な私だが、原作でも好きなキャラだったんで、うまく本筋に絡められなかった脚本、演出にはかなり不満。
 スロウスがきれーなねーちゃんになってたり、ラースが大総統じゃなかったりって変更には、文句ないんだけどね。原作の量が少ないんだから設定をあれこれ補完するのはやむをえない処置だろう。ラースの手と足の設定なんか、「等価交換の法則」自体を揺るがすことになるわけで、テレビ放映時に見たときもゾクゾクしたし。蓋し、予定調和に「ゆらぎ」が生じたとき、物語は面白くなるのである。
 もっとも、ホーエンハイムがまだ出てこないのは最終回までには間があるので仕方のない変更なのだろうけれど、おかげでグリードの行動原理がイマイチはっきりしないという欠陥を生んでしまった。カッコつけてるばかりで、何しに現れたのかわかんないままに死んじゃうんだからねえ、ストーリーエディターの會川昇と実際に脚本を担当した大和屋暁とのコンビネーション、うまくいってなかったんじゃないか。ホーエンハイムの代わりに、ダンテ婆さんとかライラとか、新キャラクターまで出しといたのに、こいつらがまた思わせぶりなだけでグリードにうまく絡んでない。「見せるところは見せる」ことしないと、客は引くぞ。このへん、『エヴァ』に影響受けたと正直に告白してる水島監督の弱点が露呈してる感じね。
 グリードとエドをきちんと対決させたのはよかったけど、「釜茹で」はやっぱり見せるべきじゃなかったかなあ。マーテルさんが助かったのは嬉しかったんで、一応評価はプラマイゼロ(^o^)。


 アニメの新作情報については、いちいち感想を書いててもキリがないのでたいてい省略してるのだが(実際にゲンブツ見たときに書きゃいいんだし)、ちょっと「なんじゃこりゃあ!」な企画をまた知っちゃったのでとりあえず書いとく。いや、一部、すっげえ怒るか呆れ果てるかするおヒトがいるだろうから(^o^)。
 え〜、どんなんかっちゅーと、『戦闘妖精少女 たすけて!メイヴちゃん』。あの、神林長平の『戦闘妖精雪風』を“美少女萌えアニメ”に「改作」したという、いったい誰が発想したんだと呆れてしまう点では、『サムライ7』か『岩窟王』に匹敵するんじゃないかってくらいの脱力企画である。もともとはアニメーターの山下いくとさんのイタズラ描きから生まれたものだそうだけれど、随分前から模型誌とかに発表されてて、話題になってたとか。そっちの雑誌まではチェックしてなかったから、私が知ったのは今日が初めてである。原作ファン、激怒しないのかなあ、こういうの。

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09月30日(木)
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