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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■あなたへ
 鴉丸嬢、夕べは寝てない、というのでやたらハイ。ネットオークションにかけたイラストが、今度は五千円で売れたというので喜んでいる。三枚目でもうこの値段というのは、なかなかスゴイのではないか。もちろん、売れてるものには三万円の値段が付いているものもあるのだが、そこまで行けばもうちょっとしたプロ並である。そうなると、一枚二千円でイラスト書いてくれと頼んでるのがなんだか申し訳なってくるのだが、もちっと値上げした方がいいのだろうか(~_~;)。


 ともかく、「一部」が豪雨状態であることはハッキリしたので、今日の練習は打ち合わせだけで、早目に切り上げることにする。参加者はカトウ君、鴉丸嬢、其ノ他君、穂稀嬢、しげ、私。スケジュールの確認や、香盤表の作成、SE、MEも確定、黒子人員の確認など。黒子役者の場面ごとの割り振り、連絡担当なども決める。これでほぼこれからの「道」が見えてきたので、みんなウキウキしている。夕べまた寝ていないという鴉丸嬢はハイになってただけかもしれないが。
 今回の出演者、結局、あちらこちらからのお手伝いも含めて、男3人、女10人、計13人で、これまでの公演中、最多となった。年齢も16歳から30歳まで幅広い。デハケも一番ややこしく、かなり派手な舞台になりそうである。
 これまでが「これこれの人数でこれこれの練習量でこれこれの予算でやれる芝居は」という引き算の計算が多すぎた。今回も「とても照明までは手が回せない」ということで、照明効果を工夫することだけは諦めたのだが、拘れるところには拘ろう、つまり、「これだけの芝居を作るにはどれだけの準備がいるか」、という発想に切り替えているところがある。具体的には、音楽とダンスには力を入れている。「うまくなくても魅せる」というのがコンセプト。おかげで、使用曲も初稿から二転、三転し、かなりバラエティに富んで来た。……って、ダンス曲、最初は五曲のはずだったのに、いつの間にか八曲に増えてるじゃんかよ(^_^;)。
 今日は鴉丸嬢のテーマソングとして『プロジェクトA』の主題歌を追加することに決まったのだが、ここで鴉丸嬢も実はジャッキー・チェンのファンだったことが判明した。役と本人が偶然一致したという、まあなんというシンクロニシティ。なんでも『酔拳』のころからのファンだというから、年季は入っているんだが、初公開時、まだ生まれたばかりくらいじゃないのかな。ウチからDVD『ジャッキー・チェン・マイストーリー』&『マイスタント』を借りて有頂天である。
 初出演でもっともセリフの多いカトウ君はヒイヒイ言ってるが、あとひと月弱で全てのセリフを入れねばならないのである。しげは「私はもう入れたよ?」、鴉丸嬢は、「私も最初の芝居はひと月で入れたし」とプレッシャーをかけまくること。全く、イジメが大好きなことである。これもカトウ君への期待が大きい故であるが。

 練習は4時に引けて、カトウ君、穂稀嬢とはお別れ。
 鴉丸嬢、其ノ他君と連れ立って、ロイヤルホームセンターへ向かう。私はそこでまたカメの水槽の草とか、水質調整液とかを買う。「また買うの?」というしげの不満そうな顔は無視する。でも、文句言ってるわりに、しょっちゅう自分がエサをやりたがっているのだから、本当はカメを気に入っているのである。私が死んだらドブに捨てるとか言ってるが。
 水草は、こないだ買ったカメの遊び場になかなか亀吉たちが乗って遊んでくれないので、足場になりゃいいかと思ったのである。いや、うまく乗ってくれるかどうかはわからないんだが。異物に対して臆病になってるからなあ。

 そのあと、ダイヤモンドシティへ買い物に行く。雨は相変わらず降ってはいるが、峠は越したようで、これならばたいした水害にもなるまい。けれど、ダイヤモンドシティまでの道はやたら込んでいた。こんな雨天では、出かける人もきっと少なかろう、と思っていたのだが、それどころか晴れの日の休日よりも込んでいるのだ。見事にアテが外れたのだが、多分みんなも「こんな雨の日にはきっとダイヤモンドシティは空いているに違いない」と踏んだのだろうな。これもシンクロニシティか。雨天時の選挙の投票率とはエラい違いである。

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08月01日(日)
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