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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■転がる石は憎めない。
今日の参加者、カトウくん、鴉丸嬢、其ノ他くん、穂稀嬢、ラクーンドッグさん、しげに私。ラクーンドッグさんがいられるのが2時までなので、初めは黒子役などの打ち合わせを先にする……はずだったのだが、いつの間にかC−1藤田くん(兄ちゃん)の話になる。
前にも書いたか書かなかったか忘れたので書くが、お兄ちゃんは今回久しぶりに、たくさん出てくる「黒子」の一人の役で出演する……予定だったのである。
聞くところによると、役を打電されたお兄ちゃん、小躍りして喜んだらしい。いろいろあって、しばらくP.P.Produceでは役から離れていたのだが、別にメンバーがお兄ちゃんのことを嫌っていたわけではない。ともかく何をやっても憎めないところがお兄ちゃんの長所でもあり短所でもある。まあ、喜んで演じてくれるのなら、そりゃ、ありがたいことだなあ、とみんな思っていたのだ。
ところが次にお兄ちゃんの話を聞いたとき、一同、「はあ?」と口を開けて唖然としてしまった。
「お兄ちゃん、“黒子の衣裳”、買うってよ」
あの、「黒子」と言ってもね、それは別に歌舞伎に出てくる本格的な「黒子」のことじゃなくってね、そういう役柄を表してるわけであって、別に「黒子の衣裳」なんてものは必要ないのよ。普通、わからんかね、そういうことは。だからみんなで、黒いジャージかシャツでも着るようにしようか、てな相談をしていたところだったのである。誰もプロ仕様の服なんて揃えようとは考えていなかったし、だいたいそんな予算だってあるわけがない。黒子服だけで数万円も使えるかよって。
いやね、あなた、ちょっと考えていただければお分かりいただけようが、黒いTシャツの人々の中に、一人だけ、「本物の黒子」が混じっていたら、どれだけ違和感があるか。で、結局、お兄ちゃんがどうしても「黒子の衣裳が着たい」というのならば仕方がない、ということで、黒子の役は降りてもらって、カメラマンとしてそこにいてもらうことになったのである。これなら特に動かないし、舞台にいるわけでもないから邪魔にはなるまい、という判断である。
まあ、お兄ちゃんが「憎めない」というのはこういうところなんでねえ、ともかくお人好し過ぎるものだから、調子に乗ってしょっちゅう考えなしに先走ってはドツボにハマりまくっているのである。でも、自分がハマるだけならいいけれども、そのときは十中八九、他人も巻き添えにしてくれるのだよなあ。いや全く、お兄ちゃんの過去の「戦歴」をあれこれと挙げていったら、両手に余るほどで(~_~;)。今日もそのあたりの話が出て、みんなでタメイキついたり苦笑したりしていたのだが、その細かい内容については、壁に向かってズンと落ちこんでた弟くんに悪くて、ここではとても言えねえ、言えねえ(^.^;)ゞ。
おかげで、もしかしたら私が代わりに黒子やらなきゃならなくなるかもしれないのである。マジで公演前までにあと10キロ痩せて、身体も鍛えなきゃならないってか? このトシで。
だからよう、お兄ちゃんよう、もう充分「おなかいっぱい」だからさあ、そろそろこのへんで人を笑かしてくれなくてもいいから、地に足をつけた生活、考えろってば。
練習は5時で引けて、父と姉と、「大東苑」で待ち合わせ。
「父の日」のお祝いで、席を予約して、二人を招待したのだが、そのことがよっぽど嬉しかったのか、父は店を1時間も早く閉めて、待っていた。
連絡を入れるなり(それまで練習で地下にいたので、携帯の電波が届かなかったのである)、「いつまで待たせるとや!」と父からいきなり怒鳴られてしまった。な〜に言ってんだか、そんな、勝手に早仕舞いされても、もともと約束は6時じゃないのよ(-_-;)。普通、二時間も前から待っとく方がどうかしてるだろう。これだから「博多人は、世界が自分を中心に回っていると思っている」と言われてしまうのである。まあ、実際回ってるんだから仕方がないんだけど(^o^)。
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06月20日(日)
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