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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■やつぱり「亀」が好きな世代だから。
 ジョン・ランディスもロバート・ゼメキスも、“役者”リーガンのことが好きだったのかもしれない。


 朝から公演のチラシの撮影で、カトウくん、其ノ他くん、鴉丸嬢、しげ、私と、10時にパピヨンプラザに集合。やや小雨がぱらついていたが、撮影できないと言うほどではない。かえって日陰ができない分、あとでパソコンで加工するのにはちょうどいいだろう。
 一応、演出補の肩書きがあるので、付き合って行ったのだが、特にああせいこうせいと言うことはない。やることと言ったら、荷物の張り番とパシリくらいのものである。
 カトウくん、始めてパリッとしたスーツ姿で撮影に臨むが、これがなかなかの男前。しげはそれを見て「惚れるう〜♪」と嬌声を上げている。けれど、続けて「仕事に疲れて、男臭(おとこしゅう)がしてるとこがいいとよ!」なんて言うものだから、あまり誉めてるようには聞こえない。もう少し言葉を選ぼうよ。
 鴉丸嬢はずっと旗袍(チーパオ)姿での撮影。当然一番目立っているのだが、通りすがりの人がみんな振り返って行くだけでなく、隣のレストランにいた中年オヤジたちも、食事中ずっとウィンドウ越しに鴉丸嬢のことを見ていたらしい。こちとら、曲がりなりにも役者なんだからな、それだけ見たなら木戸銭払ってけってんだ。
 ……とか言いつつ、ウチの公演は未だにカンパ制で、基本的に無料なんだけどね。

 昼からパピオビールームに移動、ここでハカセも合流、練習に入る。
 ようやく私も演出らしきことを言い始めるが、あくまで「補」であって、みんなの合議制で作って行く方式だから、あまり具体的に動きを指定したりはしない。こないだ見た『ロスト・イン・トランスレーション』のカメラマン(ダイヤモンド☆ユカイ)の指示なみに抽象的である。
 例えば、「ああ、そこは声優のくせに顔出しオッケーだと勘違いしてる関智一みたいな感じで」ってな調子である。関智一ファンが聞いたら激怒しそうな指示だが、これ、あくまでタトエだから(^_^;)。
 動きもまだ付いていないし、イメージも固まっていないからギクシャクはしているのだが、アイデアをみんな出してくるので、ノリはいい。苦労するのはいつものことだが、これまでのウチの芝居の中では、一番、スムーズに流れている印象である。公演は12月だが、以外とあっという間に来ることだろう。それまでにどれだけ固めて行けるか。


 芝居につかうCD、まだ数曲足りないので、其ノ他くん、鴉丸嬢を送ったあと、「ダイヤモンドシティ・ルクル」の「フタバ図書」に行ってみる。
 鳴り物入りでオープンした「ダイヤモンドシティ」、もう夜も9時を回っていたので、空いてるかと思ったら大間違い。まだ三日目だと、大々繁盛の込み具合である。家から車で15分の距離なので、下手をしたら博多駅に行くよりも近いのだが、少し「落ちつく」までは、休日を避けて行った方がよさそうだ。ワーナーの映画館、17館あって、トリアスの20館よりは少ないものの、前の福岡東より増えている。結構行きつけになりそうである。
 探しものは見つからなかったが、しげがバレエの本を見つけて、芝居の振り付けに使えるからと購入。踊るのはもちろんカトウくんであるが、はてさて、どんな振付を考えるつもりやら。とりあえず、来ただけの甲斐はあったか。


 今日の読書、永井豪原作・鴉紋洋著『映画「キューティーハニー」小説版』、マンガ、流水りんこ『インド夫婦茶碗』3巻、横溝正史原作・長尾文子漫画『本陣殺人事件』、さべあのま『マービーとギジェット』、桂正和『ZETMAN』3巻、牛田麻希原作・木村文漫画『問題のない私たち』1巻、石ノ森章太郎原作・村枝賢一漫画『仮面ライダーSPIRITS』6巻。
 練習はあったけれど、休日はやはり集中して本が読めるのがいい。

06月06日(日)
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