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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■テレビドラマも映画も本も関係ない。
例えば毎日新聞は、「女児(11)が、県警の調べに『テレビのドラマを見て(殺害を)やろうと思った』と供述していることが分かった」と、いかにもドラマの影響で殺人が誘発されたかのように報道しているが、これは大きな間違いである。その女子が見たという『月曜ミステリー劇場 ホステス探偵危機一髪(6)』の中には、確かにカッターナイフを使った殺人が描かれていたそうだが、この番組が放映されたのは事件前日の5月31日。女子がまた、「3、4日前にも殺害を実行しようとしたが、カッターナイフを使う授業がなかったので諦めた」とも供述している内容と矛盾している。
これは明らかに、女子自身が、「事件は自分に責任があるのではなく、ドラマや映画に影響を受けたせいだ」と思わせたがっているのだ。なかなか“したたか”ではあるが、自己弁護にあまりに躍起になってしまったたせいだろう、矛盾したことを言ってしまっていることに、自分では全く気がつかなかったのだろう(^_^;)。その程度のことが、毎日新聞の記者に分からないはずはないから、これもまた“あえて”検証もせずに垂れ流しているのだ。記者もまた、「本当の原因はドラマだ」と読者に思わせたいのである。
ちょっとやり口がいやらしくないか。
現行法では、どうしたって未成年は処罰の対象とはならない。それどころか、どんな残酷な犯罪をしようと、「人権擁護派」の方々が、これから先、一生の面倒を見てくれるのである。今の町で暮らすことは不可能でも、遠く離れた土地で、名前を変え、就職の斡旋すらしてくれて、ごく普通の生活ができるようになる。そういう仕組みがこの社会にもうできあがってしまっているのだ。こんな「甘い」世の中はない。
彼女は確実に、平穏な一生を終えることだろう。「犯罪天国」にあって、誰が犯罪者にならないでいられるだろうか? イヤなやつの一人や二人、“未成年なら”軽く殺せようというものだ。
だから犯人の少女は、「異常者」ではあるが、精神異常者ではない。冷徹で狡猾な、一匹の鬼である。彼女に心の闇などはない。そういう子供達を、この国は営々として育て続けているのである。
眼のこともあってしばらく運動を控えていたので、カラダがかなりなまっている。
仕事は立て込んでいたけれども、なんとか時間を作って、職場の周りを五周する。ちょっと見ないうちに、草むらに花が咲き誇っていて、道の様子がすっかり変わってしまっている。花を踏まずに歩くのもひと苦労だ。かなり気候も初夏らしくなって、そろそろ背広姿のままで歩くのはちときつい。明日あたりからはジャージに着替えて歩くことにしようか。
帰りに、博多駅の紀伊國屋に寄って、予約しておいたDVDをいくつか買う。ダン・エイクロイドの出演作が一気に3本(『キャノンズ』『大混乱』『キャスパー』)も出ていたので、これはもう買うしかないのであるが、正直、このあたりの作品は映画の出来としては今一つなんだよなあ。いや、『キャスパー』だけはクリスティーナ・リッチが出てるから許すけれども(別に私に許してもらわねばならない筋合いのものではないが)。
『鋼の錬金術師』5巻、アームストロングさん、大活躍の巻。なんかオレ、このオッサンがエドとアルの次に好きかもしれんな(^_^;)。
普段はせいぜい4、50程度のアクセス数が、本日はいきなりの760。(@_@)
なんやねん、と思ったら、ほぼ全部が佐世保事件に関してのアクセスであった(~_~;)。
キーワードが「御手洗怜美」「ホームページ」だったりするから、たいていの人が、まだ見つかっていないという被害者のホームページを探しているのだろう。でも、そのキーワードでグーグル検索しても、私のこのサイトはせいぜい100番目くらいにしか出てこないのだ。読んでみたって、ダラダラと事件についての勝手な文句垂れが続いているだけで面白くもなんともないと思うのだが。
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06月03日(木)
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