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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■アニメの世界は広いんだぞ/『Heaven?―ご苦楽レストラン』6巻(完結/佐々木倫子)
 でもこんな直截的なことを仰って、大地さん、大丈夫なんだろうか。以前にも類似の発言されてたことがあったが、アニメ業界の人から煙たがられてはいないだろうか。「忠言耳に逆らう」と言うが、言ってることがズバリ当たっているだけに、反発の大きさも想像されて、本気で心配なのである。
 誰とは言わんが、アノ原作者とか、アノ脚本家とか、アノアニメーターとか、アノ監督とか、「発想が貧困」な人って、いくらでも思いつくからねえ。そういう三文作家の中に、被害者意識の特に強い人がいたりしたら、この発言を見て、「こ、こ、これは、お、お、俺のことを言っているのだ、だ、だ、大地のやつめ、こんなに堂々と俺のことを揶揄しやがって馬鹿にしやがって、どうしてくれよう、このままですむと思うなよ、呪ってやる恨んでやる復讐してやる」とか思ってしまう可能性は充分あると思う。いや、多分、これは杞憂じゃない。
 なぜって、こういう僻み根性が身に染み付いてる人間は、決まって自分のことは棚に上げて、「そういうお前はどうなんだ、そんなにご立派な作品作ってるのか」と見当違いも甚だしい雑言を投げつけてくるものだからである。大地さんがどんなに凄い作品を作っていても関係はない。そんなの無視して「エラソウなヤツは叩く」という感情だけで動くのである。そのせいで、これまでも黒澤明や宮崎駿などは散々叩かれてきたのだ。中には真摯な批判もあったかもしれないが、殆どは前述した通りただの僻み。それが証拠に、クロサワもミヤザキも、現状に警鐘を発した途端に叩かれ出したのである。
 ……説教されるのが嫌いな気持ちが解らないわけじゃないが、ちょっと人としてみっともなくはないか。

 ちょっと落ちついて、大地さんが言ってることが間違っているのかどうかってことを考えてみればいい。それでもまだ「余計なお世話だ」としか思えないような作家や、嬉々として美少女恋愛シミュレーションばかり作り続けていられるような浅薄なアニメーターしかアニメ業界にはいないのなら、そりゃ自然に客は離れていくさ。
 創世記のテレビアニメが、メカと美少女だけで成り立ってたか?
 『鉄腕アトム』が、『鉄人28号』が、『エイトマン』が、『狼少年ケン』が、『少年忍者風のフジ丸』が、『ハッスルパンチ』が、『宇宙少年ソラン』が、『遊星少年パピィ』が、『宇宙エース』が、『レインボー戦隊ロビン』が、『サイボーグ009』が、『ハリスの旋風』が、『おそ松くん』が、『オバケのQ太郎』が、アニメ技術は今に比べてはるかに稚拙だったとしても、今のアニメより何倍も、何十倍も、子供たちに未来への夢と情熱と希望を与えられるだけのエネルギーを持っていたのではないか?
 まあ長々と書いちまったが、要は、「もっと面白いアニメ作ってくれ」というだけのことである。これだけのことがなぜかできないんだよね。 


 台風が接近しているせいで、急遽、今度の土曜日が休業になってしまった。
 その代わり、日曜に出勤しなければならない……って、その日は劇団の公演日ではありませんか。
 ……いきなりそんなこと決められてもなあ、ビデオ撮影頼まれてたんだけどな、と愚痴を言っても仕方がない。なんとか仕事をほかの人に頼めないものか、思案する。その結果はまた明日。
 

 晩メシは、韮とえのきだけと小ネギをこき混ぜて卵でとじたもの。途中までは調理もうまくいっていたのだが、ふと、醤油と間違えてメロンシロップを入れてしまったた(瓶の形が似ていたのである)。慌てて醤油を入れたが、果たしてうまく中和されたものか。
 そのまま食わないで捨てるわけにもいかなかったので、とりあえず一口。……うーん、甘いような辛いような、まあなんというか世にも不思議な味(^_^;)。二口、三口。……なんか甘ったるくて胸焼けがしてきました。
 結局半分くらい食べて捨てました。ああ、もったいない。



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09月11日(木)
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