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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■ココロさみし/映画『愛してる、愛してない…』
でも、もうすぐ公開終わるんだよなあ。もう少し早めに見に行っておけばよかった。
映画が終わって、腹の調子が悪かったので、トイレに駆け込み。
これで5分ほど時間をロスをしたので、一本、地下鉄に乗り遅れる。これが響いて、乗り継ぎ予定の最終バスにも乗り損なう。
となると、あとは家まで歩いて帰るしかない。30分ほどかかりはするが、タクシー拾ったんじゃ、せっかくレイトショー割引で映画代を浮かせたのに、意味がない。まあ、運動不足を解消するつもりで歩き出す。
途次、半分ほど来たろうか、突然、黒い車が道寄せして私のそばに停まった。
いったい何だ、マフィアがCIAが私を攫いに来たのかと、車をよくよく見ると、何のこたあない、しげの車である。中を覗くと、しげはリンガーハットの制服を来ている。しかし、この道はリンガーへ行く道ではないはずだが。
「どうしたん? こんなとこで」
「いや、ちゃんと『今日は映画に行く』って言っとったろうが。お前は何しよん?」
「食材が切れたんで、他の支店に取り行きようと」
「ああ、じゃあ、また店には出るん?」
「……タダ働きだけどね」
また居残りして勤務時間外まで働いているのである。あとの人が忙しくなるのが心苦しいからと言うのだが、優しいんだかお人好しなんだか。でも、その優しさが私に全く向かないのは何でだ(-~~- )。
「じゃあ、乗せてけ。腹減ってるから、お前んとこでメシ食う」
「ちょうどいいね、新メニューも出とうよ」
というわけで、同乗して、食材を貰いに店をぐるりと回り、しげの店まで戻る。
考えてみたら、こんなふうに偶然出会えるなんて、滅多にあることではない。しげは内心、「赤い糸」とかなんとか思ってんじゃないか。でも、私は基本的に人の縁は信じるが、それとて過剰に運命論を唱えたいわけではない。たまにこういうことがあると嬉しいねえ、程度のものである。
だって、こんな偶然が毎日あったら、かえって怖いではないか。それって、単に私がしげにストーカーされてるだけだって(^_^;)。
店では蒸し鶏ちゃんぽんと冷麺を注文。「餃子もいかがですか?」と店員さんに聞かれるが、いくら腹が減っているからと言って、さすがに餃子までは食えない。でもおでんは食った(^o^)。
蒸し鶏は美味かったが、冷麺はゴマダレを頼むつもりでつい醤油味を頼んでしまったので、失敗。醤油のほうは苦手なのである。
帰宅して、チャットを覗いてみるが、既に1時を回っていたので、さすがに誰もいない。まあ、休日前はこんなこともあるということで、待たせてしまった方々にはご容赦いただきたいのである。
06月06日(金)
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