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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■追い込み日記/アカデミズムな男
 あぐにさんは某(今回「某」が多いな)ファーストフードの店でバイトしてらっしゃるのだが、客の傍若無人ぶりには結構閉口しているようだ。「店員が人間だと見なされていない」旨の発言もあったが、表向き身分も差別もないとされている社会にあっても(そう言われているからこそ)、実質的なヒエラルキーは自然発生してしまうのである。客へのもてなしは礼節の問題なんだから、「オレは客だぞ」って態度は自ら無礼を働いてることになるんだけど、まあそういう常識も通用しない時代になっちゃったんであるな。
 そのあともヨナさんも交えてマンガやアニメの話、ひとしきり。けれど12時にはきちんと切り上げる。健康的な生活を築こうとちゃんと考えているのである。


 『BSマンガ夜話』は最終日、『弥次喜多inDEEP』。しりあがり寿さんの作品は好きなものも多いのだが、『コイソモレ先生』とかこの『弥次喜多』とか今連載中の『メメント・モリ』とか、テツガクしちゃってるのはあまり感心しない。青臭いからである。四十過ぎたオトナの描くもんじゃないでしょ。
 高橋源一郎をゲストに迎えていしかわじゅんと「マンガの芥川賞だよねえ」とか言ってるが、「芥川賞的」ってコトバ、ニュアンスとして、「つまんないから誰も読まない」って意味も含まれてることに気付いてるのだろうか。
 昨日、一昨日は記録的なくらいに何百通も来ていたファックスが、今日は三通だそうな。さもありなん。
 しりあがりさんを取り上げるのはいいんだが、それが『エレキな春』や『おらあロココだ!』ではないところがNHKだからなのかなあ。そう言えば諸星大二郎のときも『妖怪ハンター』も『暗黒神話』も『孔子暗黒伝』も『西遊妖猿伝』も無視して、なぜか『僕とフリオと校庭で』だったものな。なんだかよくわかんない選定なんである。

05月29日(木)
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