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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■「歩き目です」(^^)/『名探偵コナン』40巻(青山剛昌)/『浪費バカ一代』(中村うさぎ)/『コレデオシマイ。』(山田風太郎)ほか
そもそもは、このキットの作者さん、「MINDSTORMS」というLEGO製品の「目玉パーツ」を使って、「目玉おやじロボット」を作ってみた。できてみると、とても出来がよかったものだから、水木しげるさんの許可も得て、前記の「デジラ」さんに持ちこんで販売してもらうことになったのだが、予約を取った時点で、レゴからクレームがついた、という経緯のようだ。
それからどういう紆余曲折があったかは分らないけれど、そう間を置かないで正式販売が決定、「世界最小・最軽量の歩く二足歩行ロボット」のお披露目となったわけである。
まあ、ホントに「目玉おやじ」に似てるかどうかは御覧になった方の判断に任せるとして、一度クレームをつけはしたけれども、自社の製品を材料にして別のモノを作っても問題はない、と判断したレゴジャパン、立派だなあと思うのだ。法律的なことは詳しくないからよく分らないが、係争に持ち込もうと思えばできるケースだとは思う。改造バイクは違法だし(←問題が違うって)。
いったんは販売中止をしたのだから、少なくとも作者や販売会社も、レゴの権利を侵害しようという意図はなかったわけである。ほかの名前で売ることもできたのに、ちゃんと水木さんの許可を得たあたりも誠実でいいと思う。
こういう権利上の問題は、たいてい泥沼化するものだから、こういった形で事態が収束したことは素直に喜ばしく思う。世の中、みんなこんな風にうまくいくものではないってことはモノ作りにかかわるものは絶対に考えておかなきゃならないことだけどね。
値段が6800円かあ。チトお高いけど(それでも安く上げたそうである)、やっぱ、小さくても「オモチャ」じゃなくて「ロボット」なんだよなあ。そう思うと欲しくなっちゃうなあ……って、だから、これ以上私ゃ趣味は増やせないんだって(^_^;)。やっぱオタクを極めるには、おカネ持ちのお坊ちゃんじゃないとムリなんですねえ。
当該サイトはココ。↓
http://www.shirakawas.com/medama/
中村うさぎ『浪費バカ一代 ショッピングの女王2』(文春文庫・500円)。
オビで倉田真由美さんが「国民の一人として言わせていただきます。先輩、税金払ってください。」と書いてるが、中村さんの税務署との攻防は、まあ本人は読者に笑ってもらおうという気なのかもしれないが、たまにタイノーしつつも(^_^;)キチンキチンと税金を払ってる身にすれば、あまり面白くないのである。
これが西原理恵子さんのように「税金なんぞ払わん」という潔い(^o^)態度でいてくれたら、かえって喝采を上げたくなるのだが、「払う気はあるケド、つい買い物しちゃったの。えへ♪」じゃ、いったい誰が同情するというのか。
例えて言うなら、「黒澤明ボックス全巻買っちゃったんで、税金タイノーしま〜す♪」はまあ許せるけれど、「天空戦記シュラトボックス全2巻、計ろくまんえん買っちゃったので、税金マケて♪」ってのは許せないようなものである(どっちも許されねーって)。
でも、病気だから仕方がないのかなあ。ホントに病気なんだろうかと疑わしくも思えるのだけれど、診断は出てるみたいだしなあ。それに、「叶美香と女王対決!」なんて、「そもそも向こうがアンタを相手にしてないだろう」って状況までギャグのつもりで書いてる様子を見てると、哀れすぎて非難する気になれないのである。
こないだ姉の店に行ったときのことだが、ちょうど中村さんがテレビに出て借金まみれなことを嬉々として語っていた。それを見て、私が父に「この人、買い物依存症なんだよ」と説明したら、「馬鹿や」のヒトコトで終わってしまった(^_^;)。病人は今もなお世間ではなかなか理解してもらえないのである。
マンガ、野中英次『魁!! クロマティ高校』6巻(講談社/マガジンKC・410円)。
あー、これはもう、「学園不良ギャグマンガ」なんかじゃありませんね。
今までにもフレディが出たりゴリラが出たりメカ沢が出たり、そのたびに不良たちは「アレは何だ?」と悩んでたわけですが、今度は高橋秀樹君が頭につけてるヘンなものや、なぜか教室にいるアザラシのアラちゃんについて悩んでます。
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02月20日(木)
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