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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■新聞がみんな同じに見えるのは気のせいですか(~_~;)/DVD『明智小五郎対怪人二十面相』/『D坂の殺人事件』(江戸川乱歩)
でももしも完全カットで日の目を見ない、ということになっちゃったらやっぱり腹が立つから書いとくけど、そういう「現実と虚構」の混同を日頃は戒めてたのがマスコミじゃなかったのかね。映画会社も自分たちの作ってる「虚構」に自信を持ってるなら、安易に自粛なんてするなよ、みっともない。
日本刀を振りまわす殺人犯が現われたら、時代劇を全部自粛するか?
日本映画製作者連盟(映連)が、昨年(2002年)の興収10億円以上の映画を発表している。日本映画の方だけ紹介しとくと、
1位 『猫の恩返し』『ギブリーズ episodeU』 64.6億円 東宝
2位 『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』 34.0億円 東宝
3位 『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』『劇場版とっとこハム太郎 ハムハムランド大冒険』 27.1億円 東宝
4位 『劇場版ポケットモンスター 水の都の守護神 ラティアスとラティオス』『ピカピカ星空キャンプ』 26.7億円 東宝
5位 『ドラえもん のび太とロボット王国』『ぼくの生まれた日』『ザ・ドラえもんズ ゴール!ゴール!ゴール!!』23.1億円 東宝
6位 『千年の恋 ひかる源氏物語』 20.8億円 東映
7位 『2002年春東映アニメフェア ONE PIECE 珍獣島のチョッパー王国』『デジモンテイマーズ 爆走デジモン特急』『ワンピース 夢のサッカー王』 20.0億円 東映
8位 『模倣犯』 16.1億円 東宝
9位 『犬夜叉 時代を越える想い』 15.4億円 東宝
10位 『ナースのお仕事 ザ・ムービー』 14.4億円 東宝
11位 『仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL』『忍風戦隊ハリケンジャー シュシュッと THE MOVIE』 14.3億円 東映
12位 『ピンポン』 14.0億円 アスミックエース
13位 『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』 13.0億円 東宝
14位 『リターナー』 12.9億円 東宝
14位 『トリック 劇場版』 12.9億円 東宝
16位 『たそがれ清兵衛』 12.0億円 松竹
17位 『突入せよ!「あさま山荘」事件』 10.0億円 東映
「10億売れたらヒット」ってコトバはよく聞くけど、あれって興行収入じゃなくて配給収入のことだから、実質的に映画だけでペイしてるって言えるのは7位あたりまでだろうね。あとの映画はビデオだのテレビ放映権の収入だの、二次収入でなんとか資金回収ってとこだろう。
それにしても強いね、アニメと東宝(^o^)。10位までに実写が三本しか入ってない(『ハムゴジ』は当然『ハム』に比重があるから)。こういうのを見てすぐに「映画が子供のものになってしまった」ってワケシリ顔で嘆く映画評論家がいるけど、大人も見てるんだよ、アニメ(--#)。
もっとも、大きいお友達がハマッてしまう『クレしん』なんかは13位だから、これをして「アニメブーム」と呼ぶのは妥当ではない。親子連れを期待しない社会現象としてのアニメブームは、やはり『エヴァ』が最後なんである。「アニメは子供のもの」と思われないためにも、せめて10年ごとにそういうブームが起きてほしいもんなんだけれど、劇場アニメでそれを起こすのは至難のワザなんである。庵野秀明が『エヴァ』をテレビシリーズとして送り出すことに固執してた意味を考えてみようよ。宮崎駿や大友克洋、押井守の新作も、劇場アニメである限り、ヒットはしてもブームは起こせないよ(ヒットも危ういと思うが)。
じゃあ期待できるテレビアニメがこれから出てくるかってことについて言うと、私が一番注目してるのは、果たして4月からの『鉄腕アトム』がその起爆剤となり得るかどうかってことなんで(^o^)。
いや、冗談ではなくて、これヒットさせないと、手塚プロ、もうあとがないでしょ。死に物狂いで力入れるんじゃないかって思うわけよ。あそこ、手塚治虫の遺産は、もうほとんど食いつぶしちゃってるんだから。
さてさて、これはビックリというか、全然意外じゃないというか(どっちなんだよ)、中島らもが逮捕されちゃいました。
大麻所持ということなんだけれど、過ぎった思いは「なんで国内で吸うかなあ」ということだけ。今度の件については、「大麻を吸うことがいいことか悪いことか」、なんてくだらん談義はしないよ。
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02月06日(木)
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