ID:10788
無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■短いほど分らない話/DVD『帰ってきたウルトラマン』4巻/『プリンセスチュチュ』2巻ほか
 いやね、正確な歌詞を書きたいけどさ、『帰ってきたウルトラマン大全』にもDVDの解説書にも、この歌詞が載ってないのよ。『大全』なんて言ってるワリに各話のキャスト表もきちんと調べてねえし、クソの役にも立ちゃしねえぞ、あの本。
 口の動きも含めて確認したから、そう間違ってはいないと思うよ。

 ヌレクハ ヒーウーモ
 ケナケナ シーモンス
 ヨードサ ハーウーコーム
 メウラー シーモンス

 (シーモンスは島の守り神 シーモンスは気立ての優しい怪獣 だがシーモンスが海を渡るときは気をつけろ 恐ろしいことが起こる)

 トルメジ イーウーシ
 ハウコム シーモンス
 ソルトラ シーリーカース
 リラベラ シーゴラス

 (シーモンスを苛めるな シーモンスを苛めると角光る 角光ればシーゴラスも怒り 海も天も地も怒り この世は地獄となる)

 原語にもとネタあるんかな。なんだか訳と一致してないような気がするんですが(^_^;)。正確な歌詞カード持ってるって方は教えてください。
 でもこの手の歌詞っていい加減なこと多いからなあ。『モスラの歌』とかも伊福部昭音楽全集とカラオケの字幕とじゃ全然違ってるもんなあ。

 15話の『怪獣少年の復讐』、ビッコで貧乏で孤独で(あんまりな設定だな)差別されている少年が、父親を殺した怪獣にかえって世間に対する復讐を望んでしまうという実に複雑な心理を描いた名編。脚本は田口茂光。上原さんより実力は上なんじゃないかな。
 でもこの脚本も、字幕では怪獣が「エレドー“タ”ス」となっているのに、本編では「エレドー“ダ”ス」。どうすりゃいいのよ。
 史郎少年を演じたのは、これまでは次郎の親友役を演じていた高野浩幸。名演なんだけれど、同一シリーズで別の役を演じるってのはちょっとねえ。ほかの人が見つからなかったのかな。


 DVD『プリンセスチュチュ』2巻。
 わっ本放送のときは気づかなかったけど、プリンセス・クレールのフィックス音楽、「ジムノペディ」だったんだ。どうして気づかなかったんだろう。アタマ寝てたのか。
 気づかないと言えば、チュチュに出て来るキャラクターの名前もいったいどこから取って来てるんだかわかんないものが多い。いかにも原典がありそうなんだけれど。
 私が気づいてるのは、ドロッセルマイヤーだけだな(~_~;)。これはもちろんバレエ組曲『くるみ割り人形』の登場人物……というより、原作『くりみ割り人形とねすみの王様』に出てくる語り部の名前。あの物語は実際に作者のE.T.A.ホフマンが女の子たちに語って聞かせてあげた話がもとになっているから、ドロッセルマイヤーはホフマン自身だということにもなる。
 アニメのドロッセルマイヤーはあまり優しいおじさんって感じはしないが(^o^)。
 『夢見るオーロラ』に出て来たパウラモニとパウロの二人も、いかにもなにかに出て来てるっぽい名前なんだけどなあ。
 で、このパウラモニ、ゲストで1回こっきりしか出てて来ないのがもったいないくらいのキャラである。「夢見ることに恐怖を覚える」って複雑な心理を演じなきゃいけないんだけど、その要求に見事に答えた声優さんは勝生真沙子さん。今さら説明するのが野暮なくらいの大ベテラン(いや、古狸ということではなくて)である。
 世間的には勝生さんと来れば海王みちる(セーラーネプチューン)なのかもしれないが、私にとっては絶対的に北島マヤ&四方田麿子。マイナーだなあ(^_^;)。
 みちるファンの女の子なんかは勝生さんのクールビューティーぶりがステキ!みたいな感じだったみたいだけれど、私はあの方のキレてるっつーか、イッちゃってるっつーか、妄執に捕われてるっつーか、ともかくいきなり甲高い声上げて包丁振りかざしそうな女の演技させたら天下一品なところが大好きなんである(なんか誉め言葉に聞こえんな)。

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01月26日(日)
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