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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■ヤマさんが見ていた/DVD『パニックルーム』/『快傑! 鈴鳴高校探偵部』1〜3巻(日下部拓海)ほか
 でも「、」にこんな意味があるってことは、「モーニング娘。」ってもう終わっちゃってるってことになるのかしら。読みにくいから省略してるけど、実はしげの名前にも「。」がついてるのよね(^o^)。
 それはそうと、どうして女コトバなの? なんて気にしないでね。何となくこの話題を書こうと思ったらこんな感じになっちゃっただけなんだから。


 昨日からずっと徹夜で劇団の台本を書いてたんで、すっかり疲れた。
 タイトルは『アプリコットティー』ってのになったらしいが、初稿の段階でも、完成稿でも、アプリコットティーなんて全く出て来ない、どころか作品世界を象徴するものでもなんでもない。
 タイトル決めに私は全く関与していなくて、しげの話によれば相談した中で一番マシだったのがこれだと言うが、なんでこうみんなセンスがないかな(-_-;)。これなら『北京の秋』ってつけたって全然構わないくらいである。
 もともと私が付けていた仮タイトルは『挽歌』であった。
 これがみんなに実に評判が悪かった。単純過ぎるということなのか、意味が分らない、ということなのか。ちゃんと作品テーマに沿っちゃいるし、今回、ある意味古臭い純愛ドラマなんで、60年代の昼メロ的ニュアンスを狙ったのである(もちろん内容は昼メロそのまんまでなくて、捻っちゃいるが)。
 私もすごくいいタイトル、と思ってたわけじゃなし、このタイトルで行け、と押しつけるつもりはなかったが、でも「アプリコット〜」なんてアホなタイトルにされると「何でやねん」と言いたくはなる。
 会場への申し込みのためにタイトルが必要だったんで、急遽決めちゃったらしいが、「ヘタの考え休むに似たり」である。何もいいタイトルが思いつかないなら、そのまま通してほしかったなあ。

 しげ、台本が上がったのを見て、「〆切までに仕上がったのって珍しい」、とあまり嬉しくない誉め方をしている。実を言うとまだまだ誤植やら何やら一杯あるのだが、そこはもう現場で言いやすいように直してもらえばいいことなんで、特に注はつけない。
 ともかく、しげは台本を持って練習に出かけた。
 キャストのみんながどう反応するか聞いてみたいが、あまり下らん直しは言ってきてほしくないもんだ。
 疲れきった私は、昼過ぎまで爆睡。

 今回のキャストは4人、よしひと嬢、穂稀嬢、しげに客演のラクーンドッグさん。
 帰宅したしげから、練習の様子を聞いてみたが、一番感想を聞いてみたかったラクーンドッグさん、よしひと嬢、二人とも急に都合が悪くなって来てなかったそうである。それは残念。改訂があるとしたら、早めに読んでおいてもらった方がいいんだが。
 「特に感想はなかったの?」
 「一回通して読んだだけだし。あ、でもハカセ(=穂稀嬢)、『ヤマさん』のこと知らなかったよ」
 公演前に台本の中身について詳しく紹介するわけにはいかないのだが(カットされることもあるし)、台本の中に、「話は全部聞かせてもらったぜ」「わあ、ヤマさんね」「誰それ?」というヤリトリがあるんである。
 穂稀嬢、ハタチかそこらだから、多分『太陽にほえろ!』ももう知るまいと思ってワザと書いたんだが、やっぱり知らなかったか。
 私の書く台本、最近こういう「世代間のギャップ」ネタが多くなってるんだが、若い人たちのあまりにモノシラズな状況に対して、ちょっとばかし腹が立ってるんだな(~_~;)。
 できるだけ昔ネタを持ちこんで、少しは文化ってものの意義を考えてもらいたいなあって狙いなんだが、ボケ女の穂稀嬢にも少しは通じたかな、と思って、更にしげに状況を聞いてみたのだが、しげは私の想像を上回るとんでもないヤツであつた。
 「で、ホントのことは教えてあげたんだろ?」
 「うん、教えたよ」
 「ちゃんと『太陽にほえろ!』のネタだって言った?」
 「いいや、それは言ってない」
 「……なんで? じゃあ、なんて説明したの?」
 「あのね、『ヤマさんとチョーさん』って漫才コンビがいるんよ」
 「……はあ?」
 「ヤマさんがどこからともなく現われて『話は聞かせてもらったぜ』って言うもんだから、チョーさんが『アンタとはやっとられんわ!』と突っ込むという」

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01月12日(日)
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