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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■また仕事休みました/『ドラゴンボール完全版』1・2巻(鳥山明)/『プリティフェイス』2巻(叶恭弘)ほか
少なくとも、『ドラゴンボール』なかりせば、『ワンピース』もまた生まれえなかったことは間違いない。『ドラゴンボール』の「遺産」については、もっとオタク間での発言がたくさんあって然るべきじゃないかって思うけどなあ。
マンガ、叶恭弘『プリティフェイス』2巻(集英社/ジャンプコミックス・410円)。
てっきり初刷りかと思って買ったら、発売一週間ですでに2刷。売れてるみたいだけど、ネタ的には早くも苦しくなってきてるね。
由奈っつーか、乱堂の正体が実は男であるってことが、友達はまだしもいつまでも家族にバレないって設定が苦しくなってきてるんで、そのためのテコ入れでしょう、今巻では新登場のイトコの美和が、何となく「あやしい」と思い始めるようになる。でも、こういうキャラが出てくることも予測がつくのがまた苦しいんだよね。
いくら由奈の正体がバレかかったって、このあとの展開は「主人公にうまく騙されて疑いを捨てる」「怪しいと思い続けるだけで新展開はない」「事実を知って主人公の協力者になる(あるいは黙っててあげる)」の3パターンしかないんだから、たいしてテコ入れにはならないのよ。こんなありがちな新キャラ導入に頼るより、もうちょっとDr.真鍋を活躍させてほしいなあ。
由奈の正体を男と知らずに空手部の連中がファンクラブを作ってるってネタ、これもこの手のマンガでは定番なんだが、実際にこういう事件がかつてあったことを覚えてる人がいるかな。
いやね、昔、松原留美子ってニューハーフの人がいたんだけど、この人が最初は自分が男だってこと隠してたんだね。篠山紀信が写真撮ってて、雑誌の表紙なんかに使われてたもんだから、ホントに女だと信じてた人も多かったらしい。映画『蔵の中』に主演してたころにはもう男だと正体を明かしてたが、声だけは誤魔化せないので、唖の役だったのでありました。
大学時代の私の友達の一人も、ダマされて悔しがってたなあ(^o^)。なんで悔しがってたかは突っ込まないであげたが。
現実はマンガより奇なりという一例だったのでした。
01月10日(金)
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