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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■頑張れ爆走@/第二回日本オタク大賞/『SとMの世界』1巻(ビーパパス・さいとうちほ)/『井戸の中の悪魔』(篠田真由美・秋月杏子)
 実は私もこの大賞のノミネート掲示板に『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ! 戦国大合戦』をノミニーしておいた。だからと言って、「どうして選考から漏れるんだ!」と喚き騒ぎたいわけではない。
 昨年、『オトナ帝国』が圧倒的指示でオタク大賞を受賞した(というより、『オトナ帝国』に受賞させるためにこの賞が新設されたようなもの)その翌年がまた『クレヨンしんちゃん』では賞のあり方としてどうか、という問題もあるし、第一、今回の『青空侍』は、オタク的マニアックな魅力とは全くベクトルが違っていて、まず「映画」としての魅力を評価すべき作品なのである。もちろんあの映画に全くマニアックな要素がないというわけではなく、侍の風俗、戦闘の描写などを「時代劇マニア」として評価することや、タイムスリップが起こる必然性に関してのSF的整合性の見事さに言及することは可能だろうが、さて、それをして大賞を与えるにふさわしい突出した要素として見てよいかどうか、という点については、当然、論議の対象になろうとは思っていたのである。まあ、全く初めから無視されるのも寂しいよなあ、という気持ちで書きこんだのだから、別に審査委員に目がないとか思っちゃいない。
 掲示板には他にも『おじゃ魔女どれみどっか〜ん!』40話や、『少林サッカー』などの書き込みがあったが、これらはどの賞にも滑りこまなかった。これらは確かにちょっと惜しいという気がする。吾妻ひでおの『スクラップ学園』復活を挙げてた人もいるが、これはいくらなんでもコア過ぎると言うものだろう(^_^;)。
 放送の様子は「輝け!第二回日本オタク大賞2002」と題して、
 第一部 2003年元旦23時〜24時
 第二部 2003年1月2日23時〜24時
 スカイパーフェクTV!279chほか全国一部CATVにて放送の「MONDO21」にて放送予定だそうである。元旦の、コタツで温まってミカン食ってテレビ見ての、だらけた夜の過ごし方はこれで決まりだね(^^)。今回から扶桑社から単行本も出るそうだから、放送でカットされるであろう過激な審査委員のやりとりはこちらでチェックされたらいかがか(それでもカットされるだろうしなあ)。


 また今日もしげ、「具合が悪い」と言って、朝送ってくれない。
 ここんとこ連日なので愚痴は省略。昨日の日記の文句をコピーして貼っておいていいくらいだな(^o^)。


 マンガ、ビーパパス原作・さいとうちほ作画『SとMの世界』1巻(角川書店/あすかコミックス・420円)。
 ビーパパス作、となっているが、実質これは幾原邦彦だろう。言わずと知れた『少女革命ウテナ』コンビによる新作である。……ということはこれもそのうちアニメ化……?(・・;)
 まあ、『ウテナ』の作者たちだからマトモなもの作るわきゃないってのはわかってるんだけど、なんつーか、タイムスリップもの+「真珠夫人」って言えばいのかな? 相当アブナイです、このマンガ(^_^;)。

 フランスに修学旅行でやってきた主人公の高校生、舞姫セカイ。彼女にはずっと思い続けていたクラスメート、御堂がいた。意を決して、TGVの中で自分の想いを告白した瞬間、列車は脱線事故を起こす。身を捨てて世界を守ろうとする御堂。セカイの意識は遠のき、再び彼女が目を覚ましたそこは、中世フランス、ルイ14世の統治する謀略と動乱の時代だった。
 見知らぬ世界に投げ出され、戸惑うセカイだったが、その奇妙な容姿(当然セーラー服である)と言動から、魔女だと疑われ、裁判にかけられそうになる。彼女の窮地を救ったのは、「S」と呼ぶ人形を大切に抱いている不思議な美少年、ソヴュール。彼が世界をこの時代に連れてきた張本人であったが、自らの素性とセカイをタイムスリップさせた理由については、口を固く閉ざして語ろうとはしない。
 やがて、王家の権力闘争に巻き込まれたセカイの前に、御堂とそっくりの男、マキャヴァリオが現われる。一瞬、御堂が助かっていたのかと錯覚し、心惹かれたセカイだったが、 彼が永遠の命を持ち時間を自由に移動できる「魔人」であり、この世界での数々の動乱を、不思議な術を駆使して陰から引き起こしていたと知って、恐怖に怯える。

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12月06日(金)
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