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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■爆走H/反戦映画ベスト5/『スパイラルアライブ』1巻(城平京・水野英多)/『新・ゴーマニズム宣言』12巻(小林よしのり)ほか
岸田秀さんも精神分析してる通り、日本人はアメリカに何度も犯されて、けど実際犯されてみたら意外に気持ちよかったんで、言いなりになってるのである。屈辱と歓喜、この相反する感情に引き裂かれてみんな狂っている。狂ってる人間に「オマエ狂ってるぞ」と言ったところでまあ、効果はないわな。
北朝鮮の拉致事件が起きて、以前からずっと北朝鮮批判をしてきた小林さん、なんだか「それ見たことか」って感じで吼えまくってて、おかげでこれまで反小林を表明してた人たちがややシュンとしてる。でもそれがそもそもおかしいんだよね。内容を冷静に吟味して、小林さんの言ってること、ここは納得できる、でもここはちょっと、と分析していけば、北朝鮮批判の仕方についてもまだまだツッコミどころはあると思うんだが、なんか自分が悪者になりたくないのか、みんなナリを潜めちゃったんだよな。
なんだ、結局、親・反、どっちも感情的に「自分語り」してただけか。だから、小林よしのりについて賛成する者も反対する者もどっちもアホ、ということになっちゃうんである。別にどっちの立場取らなくても、例えば小林さんの「北朝鮮はほっときゃ潰れる」という意見について、「拉致被害者をほっとくわけにもいかないでしょ、『日本は被害者救済を放棄した』って世界規模で解釈されちゃうよ」と反論することくらいはしてもいいんではないのかね?
11月20日(水)
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