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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■爆走E/全部「常」現象だって(^_^;)/『柳生十兵衛死す』4・5巻(山田風太郎・石川賢)/『巨人獣』1・2巻(石川球太)ほか
 ピンクレディーとキャンディーズのどちらが上かって論争が大昔にあったが、ルックスでは私はミーのファンであったが、コメディエンヌとしては圧倒的に伊藤蘭の一人勝ちであった。ギャグを恥ずかしがらずに演じてこそ役者ってもんだよ。……って付いて行けてます? こういう話題。
 それはさておき、ちょっと面白かったのは、応援団のコント。団長と思しきナンちゃんが、世間のデキゴトの責任を団員たちに取らせるというもの。
 具体的には「リスペクトなんて言葉、どこのどいつが流行らせた!」「押忍!オレです!」というもの。……いや、ギャグとしてはそれほどでもないんだけど、確かに「リスペクト」ってみんないきなり言い出したものなあ、とそこに共感したのね。単に「ファンです」とか「憧れてます」とか「尊敬してます」とどうして言えないのか。
 ちなみに私の本名を英語にすると「ラッキー・リスペクト」になる。……すっげー、バカっぽいな(^_^;)。


 晩飯はリンガーハット。仕事に出かけるしげに「乗せてけ」と言ったら「イヤ」と断られる。まさかまだフラビージョの件で怒ってるのか。
 「いいじゃん、乗せろよ」とムリヤリしげの車に乗り込もうとした瞬間、背負い投げで地面に叩きつけられる私。すかさずニードロップ、私の肋骨がバキボキベキと折れる。噴水のように口から噴き出す血。
 あ〜あ。おかげで車の中、汚れちゃったじゃないの。


 マンガ、山田風太郎原作・石川賢作画『柳生十兵衛死す』4・5巻(集英社/ヤングジャンプコミックスBJ・各530円)。
 ……段々支離滅裂で散漫な印象が強くなってきたなあ。武蔵と小次郎のエピソード、このまま終わらせるんなら、わざわざ描いた意味ないよなあ。家康双子説も陳腐だし、作者ばかり悦に入ってる感じでどうも盛りあがらない。『魔界転生』にもリンクしてきたけど、天草四郎出してくるんじゃあるまいな。あまりキャラクターを使い捨てしてほしくないんだけど。


 マンガ、石川球太『巨人獣』1・2巻(完結/ダイソー・各100円)。
 たった200円。本って、安く出そうと思ったら出せるんだね。作者に印税入ってるんだろうか?
 これも随分前に読んだので、細かい中身は忘れている。ドラマ自体は突然巨大化した男の悲劇、のヒトコトで括られちゃうくらい単純だけれど、ディテールがリアルで面白い。巨人の小便と代弁で東京中が臭い匂いで充満する、なんて下りは圧巻。1ページまるごとプールに沈んだ超特大ウンコを描いたマンガなんて滅多にないだろうな。
 ラストはあっけないけど、これももしかしたら打ち切りだったのかも。 

11月17日(日)
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