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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■バカとバカによるバカ論/舞台『WAHAHA本舗全体公演・大福祭』
本日は休日出勤。っつーかウチの職場、基本的に休日がないので、休む時に波「休みます」と言わないと休みが取れないのである。土日ごとに休みが全く取れないなんてバカな話があるか、と毎回休みを取っていて、もちろんこれを職場は拒否も出来ないのだが、上司や同僚の見る目は厳しくなる。たまにはこうして出勤しないと職場の方針に対して反抗的だと見なされちゃうのだ。反抗してんだけど。
でも、盆と正月までこの伝で経営されちゃたまらんのだがな。
ここで職種をバラすわけにはいかないが、本来ウチは年中無休のコンビニではないのである。それをどの口から「年末年始もお願いします」と平然と言えるかなあ。私が入籍を大晦日にしたのも、この日に仕事を休んで文句言うやつなんて、日本にゃいないだろうと踏んだんだが甘かったなあ。
午前中でお仕事は終わり。バスで博多駅回りで帰るが、このコースをたどるのも久しぶりである。前にも書いたが福岡空港を迂回する超ロングコースなので、車で15分の距離がバスの乗り継ぎだと1時間半かかるのである。
某有名店で食ったラーメンがイマイチだったので、うどんで口直し。ここも以前は行き付けのうどん屋で、オニギリだけ頼むとスープをオマケしてくれてたのだが、おばちゃんが別人に変わっている。カラダ壊したかどうかしたのかなあ。
紀伊國屋を回って本を物色。
夕方からエロの冒険者さんと待ち合わせ。福岡サンパレスで行われるワハハ本舗公演『大福祭』鑑賞の前に、今度のAIQ公演のチラシ配りをするのである。
しげの車に乗りこむが、暖房が蒸し暑く気分が悪くなる。窓を開けようとするが、しげが「寒い」というので仕方なくガマンする。気分はますます悪くなってくるが、しげはそんなこちらの具合には全く頓着せずにクドクドと埒もない無駄話ばかり喋りかけてくるので、段々腹が立って来た。
「オレって物忘れヒドイよね」と言うから「バカだからだろ」と言ったら「だったらバカの車に乗るなよ!」と怒る。自分でネタ振っといてバカにされたら文句言うんだから勝手なものだ。バカであることは罪でもなんでもないが、バカであることを自覚していながら、それを恥とも思わないのはバカを通りこして罪悪ですらある。
他人はしげのバカを見ていても遠慮してなかなかバカとは言えない。私のバカを他人が遠慮して直接は言いにくいのと同じだ。夫婦でお互いにバカと言いあって何が悪いか。私はしげの指摘する自分のバカはバカだと認めてるのに、しげだけは自分のバカを素直に認めようとしないのである。
なんだか本気で帰ろうかって気になってきたが、チラシ撒きの仕事があるのでそうもいかない。
エロさんとはお宅の前で合流。
待ち合わせ場所は予め教えられてるのに、注意力散漫なしげはトロンと通り過ぎてしまって、近所をグルグル回るハメになってしまった。こういうところがやっぱりバカなんだが、バカと言われるのがイヤなら事前に場所を調べておくとかくらいのことはしておくものだ。バカと言われない方法など簡単なのである。たいした手間でもないのにそういう大事なことをサボるからしょっちゅう失敗ばかりしているということに気付いてほしい。マジで。
随分早くに出発したつもりだったのだが、相撲の九州場所が始まっていたせいか、福岡サンパレスまでの道が異常に混んでいる(興行がある国際センターはサンパレスの隣なのである)。
サンパレスの前まで既に30分以上かかり、時計は5時半を回っている。駐車場にすぐに入れないと困るので、とりあえずエロさんと私が車を降りて、チラシ撒きに行くことにする。実際の会場は6時、開演は7時なのでまだ余裕はあるが、念のため、と考えたのは賢明であった。
サンパレス下の通りでエロさんとチラシ配りを始めたのだが、6時を過ぎてもしげは戻ってこない。不思議に思って電話連絡を入れると、しげ、なぜか笑っている。
「どうしたんだよ、今どこだよ」
「今、箱崎」
福岡在住でない人にはよくわかるまいが、サンパレスのある博多埠頭のところから数キロは離れたところである。
「……なんでそんなところにいるんだよ!」
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11月16日(土)
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