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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■今から2ヶ月後のプレゼントで悩んでいる男の愚痴/『華麗なるロック・ホーム』(手塚治虫)ほか
ついでに隣のセガワールドを覗いてみたら、UFOキャッチャーでちょうどいい位置に『ヒカルの碁』の卓上時計が四種類出ていたので、全てゲット。
喜んで駐車場で待ってたしげのところに持って行ったら、「なんでゲーセン寄っとんの!?」と立腹。
「いや、たいして時間かかってないよ」
「かかっとうよ! 行くときは『10分くらいね』とか言っといて、もう30分も経っとうやん!」
「そんなに経ってないよ。せいぜい20分くらいやろ」
「そうやってすぐサバ読む! どっちにしろ10分は過ぎとうやん!」
「……おまえ、心狭いよ。もう少し広くならん?」
「なるわけないやん。あんたの妻よ?」
……どういう理屈だ。じゃあ、私の友人、知人は全員心が狭いんか。どっちかというと心が広い人間ばかりで助けられてばかりなんだが。人間としての器の小ささという点では、私の知る限り、しげと親父が両巨頭だぞ。
この日記で私は散々愚痴だの悪態だの吐いてはいるが、これは殆ど親父やしげの真似なのである。だって、私ってば日頃はおとなしくって気が弱くって、とても○○○○とか○○○とか○○○○なんてコトバ、口にもできないんですもの(^^)。
……っつーことは私、やっぱり身内に関しては不幸なのかも(・・;)。
エロの冒険者さんのホームページ(未だに『素敵なあなた』というタイトルは馴染めない。ウチのバナー、未だに『元祖エロ倶楽部』のままだし)で、ネタになっていた、ぴんでんさんヤンキー化計画、これにしげが至極ノっている。
っつーか、先に掲示板の方を見て、ぴんでんさんが本当にヤンキーになったと思いこんだらしい。
んなバカな(^_^;)。
以下は車の中での私としげのいつもの会話。
「てっきり、車もヤン車になったと思ってた」
「なるかよ。オタクのヤン車ってどんなんだ」
「だから車体にピーブロ作品とか描いてるんだよ」
「じゃあ、バックにはスペクトルマンで、サイドはライオン丸か。でもってフロントはザボーガーか。そんな車をぴんでんさんが……したら面白いな」
「やろ!?」
「でもそんなアホな車にするやつこの世にいるわけ……」
ちょうどそのときである。
しげの車の前に急にグイっと割りこんできた軽自動車。なんだコイツと、思ったが、腹立ちよりもなによりも我々二人の眼はそのバックに思わず吸い寄せられていた。
……そこには「ロンドンブーツ」の二人がどでかくペイント(70%美化+ウンコ座り)されていたのである。
一瞬、我々は呆けた。ちょうど信号ですぐに停車したので事故にはいたらなかつたが。ようやく口を開いたのは私の方である。
「……これもヤン車?」
「……じゃない?」
「あの、つまりヤンキーの人たちにとって、ロンブーってカッコイイ存在な分け?」
「……じゃない?」
「どこが?」
「知らんよ!」
お笑いでもイロモノでつまんないしキャラが立ってないという私の認識はやっぱりヤンキーとは一線を画すもののようである。ということは、ぴんでんさんがヤンキーになるためには、まず「ロンブー」を許容しなけりゃならないということなんだろうか。いや、ヤンキーの基準が奈辺にあるか分らないが、許容しなければならないハードルはまだまだかなりある気がする。果たしてオタクとヤンキーの両立は可能なのか。
そう言うと、しげがまたとんでもないことを口にした。
「……大丈夫。こないだもっとスゴイヤン車、見たから」
「……なんだよそれ。やっぱりペイント?」
「うん、バックが『ガンダム』」
……い、痛いなあ。オタクでヤンキー。水と油に見えながら、実は共通する何かがあるのか。彼らは若さゆえの過ちを認めたくないのか。
「でもさ、もっと凄かったのは横んとこ」
「そこにもなんか描いてあったの?」
「うん、何だと思う?」
「『ビバリーヒルズ高校白書』」。
……言っとくが、コレ、全然ツクリじゃないからね。世界はまだまだ神秘に満ちて入るのであったた、たたた。
しげが仕事に行ってる間に漫然とテレビを見ていると、拉致被害者の方々が故郷に帰ったとのニュース。
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10月21日(月)
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