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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■トンデモさんがいっぱい/オペレッタ『マリツァ伯爵夫人』
 コトの起こりは『こんなにヘンだぞ「空想科学読本」』で、『2001年宇宙の旅』の“Grip shoes”を字幕で「磁力靴」と訳してあったのは誤訳だとし、「柳田理科雄は誤訳をそのまま信じた、第一、あんな小さな靴の中に磁力発生装置は内包できない」と批判したのを、その荒らしさんは、「発生装置は外部に作っておけば可能だ!」とやらかしたのである。
 この批判が二重の意味で的外れなのは明白で、「内包できない」ということは外部に作っちゃダメって意味じゃないから、別に山本さんは「磁力の発生装置が外部にあること」を否定してなんかいないのである。第一これは「誤訳を信じた」ことを問題にしてるのであって、「磁力靴が作れるかどうか」の問題ではない。そのことを山本さんからもほかの常連の方々からも何度も説明されてるのに、ご当人は「柳田理科雄の主張を認めなさい!」の一点張りなのである。書き込みするたびにその論旨は支離滅裂、常軌を逸したものになっていくので、これだから既知外と関わるとロクなこたあねえ、と、偏見が助長されそうで困った事態なのである。
 荒らしの心理、というのは、そのうち大学の心理学部とかの研究対象になるんじゃないかと思うが(もうなってるかな?)、異常肥大した自意識がもたらす行為だろうってことは充分推測される。まあ、負けを認めたくない心理っつーかね、誉めてもらえりゃ有頂天になるけれど、叱られたら自分を必死に正当化しなければ情緒不安定になっちゃうのだろう。私もそういう人間、イヤと言うほど見て来ました。

 「バカにされる」ことを極度に嫌う人がいる。バカにされたら怒るのって、そんなん当たり前やん、とお考えの方もおられようが、実はそれがトンデモさんへの第一歩。
 まあ、「人をバカにしちゃいけません」とガッコでせんの……いやいや、教わってきてるものだから、自分の主張に正当性があると考えちゃうのだろうけれど、そうやって腹を立ててる段階で、本人は「なぜ自分がバカにされてるのか」、自らを省みる目を無くしてしまっているのである。いや、対処してる山本さんも他の方々も、決してバカにしてるんじゃなくて、至極マットウな「批判」をしてるだけなのだけれど、自意識過剰な人間には、全ての批判が「こいつはオレのことをバカにしているのだ」と受け取られてしまうのだ。
 逆を言えば、仮に自分が誰かの批判を受けて腹を立てたりした時、それが根拠のないプライドにすがってるせいじゃないか、メンツに拘ってるだけじゃないか、と冷静に自分を観察してみる必要がある。それがオトナと言うものだ。
 で、ホントに冷静になれば、たいていの場合、「怒る必要なんてないじゃん」という結論が導き出されること、多いんだよね。
 仮に、ホントにバカにされたときだって、腹を立てる必要はないんである。
 「お前のかあちゃんデベソ」とからかわれたときに怒るということは、「デベソ」であることが母親にとってマイナス面であることを自ら肯定してしまうことになる。どうぞ私の母のデベソを差別してください、からかってください、と表明しているようなものだ。つまり「バカにするな」と怒った瞬間に、その人がバカだってことが露呈されちゃうんだよねえ。そんな簡単なリクツすら理解できないままオトナになっちまった人間が、どうしてバカでないと言えるのか。自らの愚かさに気付きもせず、似たようなヘリクツを繰り返してるもんだから、結局は誰からも相手にされなくなっちゃってるんだよねえ。

 ましてや件のトンデモさん、「自分が答えられないからうざったいとは何だ」とか、「あなたには答える義務があります」とか、「あなたがやっていることは名誉毀損です」とか、「答えられない」んじゃなくて「答えてるのにその意味が理解できないから答えたくない」んだってことにも気付いてない。これ以上、山本さんに答える義務なんてねーよ。
 名誉毀損って、ハンドルネームの人物が社会的にどういう損害を受けるってんだ。「自分の文章を削除したらあなたの立場が悪くなりますよ」って、脅迫してるの自分のほうじゃん(-_-;)。全く、トンデモさんに関わっちゃうとロクなことがないね(遠い目)。


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09月27日(金)
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