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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■台本書いてると仕事してる気になるなあ/『アベノ橋魔法☆商店街』2巻(完結/出口竜正)ほか
なんかもー、この作画の工夫のなさ、どうにかしてねって感じだねー、70年代のアニメって言われても納得しちゃうぞ。海に行く話で、各キャラの水着が拝めるというありがたいエピソードなのだがまるで萌えない(萌えてどーする)。制作会社変えんか、IGあたりと(引き受けねーって)。
一応、テーマソングはなんとか歌えるようになった。今度カラオケに言ったら練習してみよう。
何気なくCSキッズステーションをかけていたら、テレビアニメ『うる星やつら』が連続放送中。
しかも、85話『宇宙かぜパニック!』、86話『竜之介登場! 海が好きっ!!』、87話『さよならの季節』、88話『ランちゃんのデート大作戦!』と、『うる星』が最も油が乗り切ってた頃の作品だ。
特に見所だったのは、86話と87話。
前者は宮崎駿がたまたま見て誉めた回で、後者は脚本・絵コンテ・演出を押井守一人が務めた『うる星やつら』最高傑作である。
『さよなら』の原作の『あたるの引退』は、原作中でも1、2を争うつまらない回なのだが(高橋先生ごめんなさい)、それを、モチーフのみを残して大胆に脚色、メガネとしのぶの裏の攻防を描くという一大スペクタクル(^o^)に昇華させたのだ。……いやあ、20年経った今でも笑えるわ。しまったなあ、ビデオに録っときゃよかった。
今回初めて気がついた発見。
押井守作品の隠れキャラ、ケツネコロッケのお銀(本作では仏滅女学園の番格になってますが、本来は女立ち食い師で、「ケツネタヌキの竜」の愛弟子。初登場は『逆転イッパツマン』の第14話。『紅い眼鏡』でも天本英世扮する「月見の銀二」がその名前を口にしています)、声をアテてたの榊原良子さんだったんだね。『ミニパト』に至るまで、押井作品との縁はこんなに深かったのか。
アニメ『サイボーグ009』第40話「シンクロワープ ―同調跳躍―」。
意識の同調によって時間を超越することが出来るという「シンクロワープ」のアイデア自体はオリジナルだけれど、「時間跳躍」のアイデアが出てきたところで『移民編』らしくなってきた。
ミーたちと009たちとの間には、原作のような血縁関係はなさそうだけれども、原作のエッセンスを生かそうとしていることは伝わってくる。完全に原作をなぞるのが映像作品としていいものになるとも限らないので、これくらいの改変はコアなファンも納得してあげてほしいな。作画も安定しているので、安心して見られる。
後の話数を考えると、もう『時空間漂流民編』や『海底ピラミッド編』は映像化できそうにないけれど、『神々との戦い編』に組みこんで映像化するのだろうか。まあ、OVAにするという手もあるし。
『決定!これが日本のベスト100』、今週は「アニメソングベスト100」。
選集は随分腹を立ててしまったが、まあ、今週はアニソンだし、フルコーラス流せないのは普通のベストテン番組でもそうなんだから、あまり腹を立てずにすむだろう。
……と思ったら、太田光が独自で選ぶベスト3で、実写版『ルパン三世』(目黒祐樹主演の『念力珍作戦』)を紹介して、漫画を実写化することのムリさを語ってるのを見て、腰砕けしてしまった。
そりゃ、マンガは実写にならない、ってのは、正論は正論なんだけど、それを言い出せば、マンガ原作からの映像化をほとんど否定してしまうことになりかねない。比較的評価の高い『ガラスの仮面』の北島マヤ=安達祐実や、『ショムニ』の坪井千夏=江角マキコだって、原作とイメージが一致してるわけではないのである。
要はマンガのエッセンスをドラマに移行できたかどうかであって、『念力』は一応、成功例に入れてもいいほうだと思う。それを、写真一つで笑っちまっていいものかどうか。
今でこそアニメのイメージが定着してしまっているが、この実写版『念力珍作戦』が公開されたのは旧テレビシリーズがコケた直後、『ルパン』の名前だってそんなに世間に浸透してなかった頃だ。ルパン三世=目黒祐樹、次元大介=田中邦衛、峰不二子=江崎英子、銭形警部=伊東四朗ってキャスティング、当時はそんなに違和感はなかったのである。
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07月28日(日)
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