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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■アニソンしか歌えないわけじゃないけど/DVD『千と千尋の神隠し』/『吼えろペン』5巻(島本和彦)ほか
……けれど、この設定だと「時空間漂流民編」にはうまく繋がらないんじゃないかなあ。それともアレは「海底ピラミッド編」と合わせて「天使編」への繋ぎにするつもりなのかなあ。
これからの展開を予測するのも、旧作原作ファンのタノシミなんで、今度のアニメが初めてって人はご勘弁ね。
さて、今日は私にしてはちょっと珍しいテレビ番組を取り上げる。
爆笑問題が司会をしている『決定!これが日本のベスト100』という番組だ。好きなテレビアニメだの懐かしソングだのをともかく「100」集めて、わずか一時間で放送してしまおうというかなりムチャな番組である。
この手の番組は、かつてはたいていスペシャルで2時間ないし3時間の枠を取って、クリップではあってもそれなりの分数を取って紹介していたと思う。それがこの番組は毎週1時間に100本。ゲストのコメントなんかも入るから、だいたい一本あたり10秒から20秒。ほとんどこれでは紹介にすらならない。よくもこんな番組が成立するものだ……というのは我々トシヨリの感覚で、多分、今の視聴者は何分も時間をとっての紹介なんて見たくもないのだ。
今日の特集は「あの人は今」。
いやはや、ヒドイなんてレベルじゃないね(-_-;)。
例えば仮面ライダー2号・一文字隼人役の佐々木剛氏の紹介など、戦闘員との対決アクションと変身ポーズを取らせただけで、インタビューも何もなし。あとは「今も舞台で活躍しています」のナレーションがかぶって終わりである。
一応、この番組は視聴者からのアンケートに基づいて編成されているらしい。ということは「仮面ライダーの人って今どうしてるの?」と気になった人が世間にゃかなりの数、いたということだ。
しかし、引退したり転職している人ならばともかくも、佐々木氏は療養期間があったとは言え、バリバリの現役なのである。ファンならば佐々木氏が今も活躍中であることを知っているし、特にファンでなくても、ちょっとネットや図書館で調べれば、すぐに消息は分ることだ。なのにどうして佐々木氏の名前が挙げられねばならないのか。投票した連中は断じて佐々木氏のファンではない。ただの「冷やかし」である。
そんなアホの投票に追従して、佐々木氏をまるで「忘れられた人」扱いでたいした解説もつけずに紹介することがどれだけ非礼であるか、スタッフには分らなかったのだろうか。わかんなかったんだろうなあ。
「仮面ライダーの人って、今どうしてるのかなあ」
「舞台やってるみたいよ」
「ふーん、そうなんだ」
ここで得られた情報で会話できることと言ったら、せいぜいこの程度じゃないか。世間話のネタにすらならない、とても情報とは言えないものを与えることにどんな意味があるってんだ。
わざわざ会場まで連れて来られたゲストもいるが、「アラジン」は確かにブランクがあったが、どうして「伊藤つかさ」が連れてこられにゃならんのか。別に『金八』と『鞍馬天狗』のあと消えたわけでなくて、ずっと俳優続けてたぞ。そんな詳しいことを知ってるのはオマエだけだと文句つけるやつがいるかもしれないが、しょっちゅう土ワイや舞台に出てた人が「忘れられた」レベルであるわけがない。無知な連中が投票してるだけの話なのである。
こうなると、こういう番組を作ってること自体「犯罪」じゃないかという気がしてくるね。
あとさあ、桜庭あつことか横山弁護士の消息知りたがってやつがいたみたいだけどよ、そんなもん知ってどうするんだよ。それこそ世間話のネタにすらできんだろうが。
「ねえねえ、横山弁護士って、今、年金暮らしなんだって!」
「……それで?」
虚しくないのか。
鹿児島で隠棲してる野呂圭介さんが、スタッフに向かって「よく見つけたねえ」と笑っていたけど、こんなアホな芸能界に野呂さんはもういたくなかったんじゃないかね。ドッキリカメラの人としか野呂さんのことを見ることができない人間ばかりが大きなツラしてる今の芸能界じゃ、そりゃ居場所はなかろうよ。
DVD『千と千尋の神隠し』をフランス語バージョンで見る。
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07月21日(日)
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