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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■丼より皿/『快傑ズバット大全』(ブレインナビ)ほか
でも、見ようったって、本放送時、福岡じゃ放送してなかったのである。当時は系列局がなかったんで、東京12チャンネル(現テレビ東京)の番組って、ほとんどこっちには来なかったんだよねえ。考えてみりゃ、テレビQが開局しなかったら、『エヴァンゲリオン』だって見られなかったかも知れないのだ。あーあ、福岡は田舎だ(+_+)。
果たして、再放送がどこかの局であったのかどうか、あったとしても今度は時間帯が合わなかったのだろう、結局、LDで『快傑ズバットメモリアル』を見るまで、ウワサのみ聞くばかりで、全く本編を見る機会がなかったのである。
基本的に、自分が見たことのある番組でない限り、こういうムック本を私は購入しないのだが、そういう事情なので今回は買った。読んでやっぱり思うことは、「本編が見たいぞー!」である。
設定やストーリー展開はやはりデタラメ。『さすらいは爆破のあとで』とか『大神家一族の三姉妹と天一坊』なんてサブタイトル眺めるだけでこの脚本家、脳ミソ膿んでるんじゃないかと思ってしまうが、実際膿んでるやつだった。『弟切草』の長坂秀佳。ドラマ作りのノウハウを知らないし節操はないし、脚本家ワーストテンを作ればまず間違いなくトップ候補の御仁である。だからこの人の脚本をまともに映像化するとホントにただの駄作になってしまうのだが、アホに徹して作ると『キカイダー01』のように見事なバカドラマができあがるのである(01がビジンダー=志穂美悦子のムネのボタンを外そうとする迷シーンは長坂脚本の真骨頂だろう)。この人がどれだけバカかというのは、巻末のインタビューを読んでもすぐにわかる。「日活映画なんて現実離れしていてなんかバカバカしい」なんて、おまえが言うか(~_~;)。
しかし、そのバカ脚本を更に上回る演出で堂々たるバカドラマを作り上げた役者と監督はエラい。宮内洋と田中秀夫に脱帽である。こうなると早いとこDVDボックスを出してほしいと切に思うが、サイフの都合もあるので、できれば来年あたりに(^_^;)。
07月04日(木)
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