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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■妻のどこまでも広い背中/『デボラがライバル』1・2巻(多田かおる)/『20世紀少年』9巻(浦沢直樹)ほか
 今日もまた晩飯は「王将」。
 もうメニューを右から順番に全部食べて行こうかって気になるな。
 ちょうど季節限定メニューで、冷し中華みたいなのを売り出しているが、これが露骨に「リ○○ー○○ト」の「○'s ○○ダ」のパクリ。競争社会だし、パクリ自体、悪いとは言わないが、だったら「リ○○ー」のより美味しくしないと。
 不味くはないんだけど、麺が「リ○○ー」のより一段落ちる。

 しげ、運転をしながらウツラウツラとしている(おいおい)。
 いったいどうしたのかと聞いてみると、昼間ほとんど寝ていなかったらしい。
 夜、パートに出ているわけだから、睡眠時間はどうしたって昼間確保するしかないことは自覚してるはずである。
 「なんで寝らんやったと?」
 「鴉丸っぺんとこに行ってたんだよ。用事があって」
 事情を聞いてみると、こちらが向こうに出向いて行くんじゃなくて、向こうがこちらに来るのがスジだと思われる用件である。結局、しげが鴉丸嬢に気を遣って出向いてあげたってことなんだろうけれど、何も睡眠時間削ってまでしてあげるこたあないよな。何か理由があって忙しいのだとしても、それはあちらもこちらも同じだろうに。
 でもねえ、どうせ、しげも会って遊びたかったに決まってるんだよ。
 となれば、一概に鴉丸嬢を責められるものでもない。ケガしたときもそうだったが、しげは周囲がいくら気遣っても、それを自分のほうから裏切る行為を平気でするのである。足が痛いのにジャンプしてやがったしな。そんなアホなことばかりしてたら、しげのことを心配するだけ無駄って気持ちにみんななるよ。
 それどころか、トバッチリはいつも私に来るのだ。
 「あ……マジでヤバい。落ちそう……」
 「寝るなバカあああああ!」
 いやね、なんとか無事、帰宅できはしたけどね。しげのこの後先考えない行動パターン、いったいいつまで続くのか。いつか改まる日が来るのか。私の心臓が破裂するほうがよっぽど早いと思う、とゆ〜か、明日にも来そうな気がするんですけど。少しはそのこと考えてくれってばよう(TロT)。

 しげ、鴉丸さんから千円預かってくる。
 「BOOK OFF」で見つけた『バンパイアハンターD』の代金だけれど、もちろん全額ではない。チビっこいクマの柄つきの封筒にメモ書きされていて、「ビンボーなんで千円だけ払います。あと3600円」、とあるが、この「ビンボー」ってのがシャレじゃないっぽいのが涙をそそる。
 「貧乏は罪悪ではない。だが一文無しの貧乏は罪悪である」と、マルメラードフは『罪と罰』の中で酔っ払いながら語ったが、鴉丸嬢、罪悪に片足突っ込みかけてないか。早いとこ稼げるようになれよ。


 先日の能古島土産の黒炭石鹸というやつ、しげが試してみたいと言うので、「試せば?」と手渡すが、どうもしげが妙にモジモジしている。
 「なんだよ、風呂入るならさっさと入れよ」
 「あのね、お願いがあると」
 あ〜また、「お願い」だよ(-_-;)。
 「女のお願い」がどれだけ危険かということは、川崎実とあさりよしとおが『地球防衛少女イコちゃん』であらゆるパターンを描ききって証明している大事実である。
 どうせロクなもんじゃあるまい、とは思ったが、聞く前に「やだ」とも言えない。一応、聞いてやりはするが、どうしてもぶっきらぼうな態度になってしまうのは仕方がない。
 「なんだよ」
 「背中洗って」
 「なんでだよ、自分で洗えねーのかよ。ボディーブラシがあるだろ」
 「……届かんとよ」
 太り過ぎじゃあ、ボケええええ!
 え? で、実際に洗ってやったかどうか、聞きたいですか?
 あの、この日記を読んでたら、私としげと、どちらが実質的に立場が上か、わかりませんか?


 アニメ『ヒカルの碁』第三十八局「挑戦者たち」。
 プロ試験本戦もいよいよ本番。
 越智とアキラが接触するあたりだけれど、原作ではアキラの非道ぶりがなかなか際立ってたけど、意外とあっさりした演出で流してるね。

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07月03日(水)
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