ID:10788
無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
[491718hit]

■荒む心、続く/DVD『マジンカイザー』5巻/『忍者飛翔 雪の章』(和田慎二)ほか
 密かに練習していた雛形あき子の『SIX COLORS BOY』(さあ、何のアニソンだかわかるかな?)、やはり音程が所々外れる。もう少しの練習が必要か。
 しげは『ミニパト』(よく入ってたな、こんなの)に初挑戦だが結構うまく歌ってる。全くいつの間に練習してたんだ……って人のことは言えんか。

 コンビニで風間杜夫の一人芝居、『カラオケマン』のチケットを買う。けれど、期日が9月11日の水曜日の午後六時半から。平日じゃん。しかも場所がサザンクス筑後小ホール(筑後市)。……ってどこだよ(~_~;)。
 博多から結構遠そうなんだけれど、本当に行けるのか。
 今日は気がついたら『009』を見逃してたけれど、もうDVDで全巻買うことにしたし、いいか。ムチャクチャひどい作画の回もなくなってきたし(その代わり飛びぬけていい回もないが)、絵が荒れたらまた総集編入れるでしょ、多分。


 ロマンのカケラもないようなドラマがまた一本作られそうな気配である。
 TBSの特別企画ドラマ『明智小五郎対怪人二十面相』(8月27日午後9時放送)の制作が開始されたが、名探偵明智小五郎役はなんと田村正和。
 ……「古畑」じゃねーか、というツッコミをしたくなる人が大半じゃないかと思うが、原作ファンの眼で見ればもう悪ふざけ以外の何物でもない。
 だからよゥ、原作には「神田伯龍にそっくり」って書いてあるってえのに、どうして似ても似つかぬ役者ばかり揃えてくれるかな。モノシラズは明智と言えば天知茂って思いこんでるやつ多いけど、明智は二枚目じゃないんだってば。
 それに田村正和って、今いったいいくつだ。いくら何でも明智やるには老けすぎてないか(そりゃ原作でも50代まで活躍してたけど、二十面相と対決するなら、せめて40歳くらいでないと)。おいちゃん、悲しいよ(T△T)。
 これまでの映像化で一番イメージに近かった(っつーか他のに比べりゃマシなだけ)のは嶋田久作だけれど、『屋根裏』じゃラリってたし、『D坂』じゃヒゲ生やしてたしなあ。みんなちゃんと原作読んでくれよ。
 それでもいつもニコニコ笑ってるけど底が知れないって感じの演技を田村正和がしてくれたら嬉しいんだけど、どうもキャスティングからして、スタッフが乱歩ファンとも思えないから期待は薄い。
 さらに視聴者を馬鹿にしてるとしか思えないのが、二十面相役がよりによってビートたけしだってこと。いったい何を作るつもりだTBS。……いつぞやの陣内孝則の明智にも相当腹を立てたものだけれど、正直言って、今回は憤りを通り越して殺意すら覚えるぞ。
 これがねえ、NHKの夏木陽介版『明智探偵事務所』みたいに、二十面相(演じるは米倉斉加年!)があのマスクしたヘンなスタイル(原作にそんな描写はない)を一切取らず、あくまで市井の人の中に埋没しているって設定ならビートたけしでも許せないものでもないけれど、スチールにはしっかりあの「怪盗スタイル」で写ってやんの。
 中村警部が伊東四朗ってのも、普通は喜びたいところだけれども、どヘタクソなコメディリリーフにされそうな気がしてこれも気が滅入る要素の一つ。
 いや、見る前からなんだかマイナス要因ばかり並べたてちまったけど、「見てからモノ言え」が批評の立て前ってものである。とりあえず見ますよ。ああ、見てやりますとも。見てどうか私の懸念が杞憂で終わりますように心から祈る次第です。


 『週刊文春』で、林真理子氏が『今夜も思い出し笑い』でナンシー関を追悼している。底の浅い駄文しか書けない人だってことはもう充分過ぎるくらい知っているので、またピント外れなこと書いてるんだろうなあと思っていたが、やっぱり今回も、ナンシーさんの文章を「悪口だけれど品があった」と愚にもつかない誉め方をしている。なんにもわかってないよなあ、品がないからこそ悪口の価値はあるし、俗だからこそ我々の共感を得るのだ。林さんの言い方じゃ、逆にナンシーさんの文章を貶めてるのと変わらない。誉め殺しするつもりか。

[5]続きを読む

06月30日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る