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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■アッパレパソコン大合戦/『アニメージュ』6月号ほか
例えば「いけん」と打ちこめば、ウチのパソコンだったらすぐに「意見」「違憲」などのほかに「イケン」というカタカナ変換もしてくれるのだが、なぜか職場のパソコンは漢字のみしかしてくれないのである。
……なぜ? どうして? カタカナなんてやたら使うじゃん。それがどうして変換文字の中に入ってないの? 理不尽じゃんかよう。
しかもコイツ、カタカナ変換一つできないくせに、こちらが助詞の「の」を三連続して使ったら、「『の』がたくさん続き過ぎています」ってご注意メッセージ出してきやがった。
……この性悪機種、いったいどこのなんだよう。
fujitsu? epson?
ここに宣言します。パソコン初心者は絶対にこの二社の機種を使ってはイケナイ(←自分の未熟さを棚に上げた偏見)。
義憤に駆られつつ、私、パソコンの前で5分くらい固まってましたよ(-_-;)。
どうしたらいいのか、同僚に聞けばイッパツでわかるんだろうけど、ほかの同僚だって忙しくて、とても私の方にまで手は回らないのだ。でなきゃ、どうして私なんかにパソコンの仕事が回ってくるものか。
私も、他にも分らないことがやたらとあるのに、あえて同僚の仕事を邪魔してまで、とてもその程度のことをいちいち聞いてはいられないのだ。
私は悩んだ。
いかにしてカタカナを打ち出すか。
悩んだ末に思いついた名案とは!
単語を入力したあと、そのあとに促音の「っ」をつけるのである。
つまり、「いけん」を「いけんっ」と入力するわけね。
すると、「意見」なら漢字変換できても、「いけんっ」じゃあ、たとえいかなるパソコンと言えども、漢字にはできない。仕方なく「イケンッ」とカタカナに変換してくれるのである。で、そのあと「ッ」を削除すれば(deleteくらいの英語なら私にも分るぞ)、見事にカタカナ字の完成!
いやあ、私も最近、脳が随分と軟化してきてるんじゃないかと危惧してたんだが、案外とっさの知恵が働くなあ。小学校のころ「頓知小僧」と一部で言われていたのを久しぶりに思い出したぞ♪ ……って、トンチなのかこれは(-_-;)。
でもおかげで私の書いた文章、初めは「イケンッ」「カイカンッ」「ショウテンッ」「テンカンッ」「ナンバンッ」「パイパンッ」「モンブランッ」「ヤンバルクイナッ」とか、やたらリキんだようなコトバばかりが並ぶハメになった(^_^;)。
ああ、単語は職業がわかんないように適当にでっち上げてますから。
「モンブラン」とか「ヤンバルクイナ」とか、「っ」付けなくてもカタカナ変換できるっちゅーに。
休憩を間に挟みながら、なんとか勤務時間内に仕事を終える。
……疲れた(-_-;)。
しげ、迎えに来てくれてるかと思ったけれど、昨晩、片付けの時に痛めた腰が痛くて動けないと連絡。
もともと腰の骨が一本欠けてるんで、ちょっとした拍子ですぐ腰を痛めちゃうんだが、だったら日頃から腰の筋肉をちゃんと作るように鍛えてればいいものを、肉食うばかりで遊んでばかりいるからすぐギックリ腰になっちゃうのだ。
仕方なくまたタクシーを拾う。
……だから2千円の出費は痛いんだってばよう(T.T)。
帰宅してみると、しげ、「助けてええええ……」と全然、深刻さのカケラもない声を出しながら寝ている。
「医者には行ったんかい」
「医者に行っても湿布しかくれないから行かない」
実際、この近辺の整体医はヤブ医者ばかりだ。
骨が一つもともとないなんて、私に言わせれば結構なフグだと思うんだけれど、筋肉つけるしかないですね〜とか簡単にこきゃあがる。年とって運動できなくなったらどうすんだよ、そこまで考えてモノ言ってるのか。
治療の手段、本当にないのか?
手術して失敗したくないから逃げてるだけじゃないのか?
医者のスキャンダルとかよく聞くものだから、どうにも疑心暗鬼になってしまうのである。
ネットで知り合った医者の方々とかに相談してみたいようにも思うけれど、私自身、しげの病状をキチンと把握しているわけではないので相談がしにくいのである。第一、「腰の骨が一本ない」って、何科に相談すりゃいいんだ。
とりあえず、しげの希望通り、腰に湿布だけは貼ってやる。
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05月13日(月)
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