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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■オタクによるオタク否定/アニメ『ヒカルの碁』第二十七局/『学校って、なんだろう』(産経新聞)
しかし、メジャーであるがゆえに日頃『しんちゃん』を見ている人たちはその凄さに気づかない。「オタク」は初めから見ようともしない。だとしたらその「凄さ」を訴える人間はどこにいるのか?
なんだか、江戸期に浮世絵がただのラクガキのように消費されていったのと同じような状況があるように思う。
私は「オタク」というのは知識ではなく「スタイル」だと思っている。基本的にオタクはディレッタント(趣味人)であるはずだ。
単なる知識の多寡ではなく(少なすぎるのは問題だが)、世間一般の人が見過ごし、打ち捨てて顧みないクズ、ガラクタの類。そこに光をあて、特殊性と普遍性の両方を見出す。それがオタクの本懐というものではないのか。
本当は私も「オタク」と自称したくはない。
知識自体が濃い方々に比べて圧倒的に少ない、というのもあるが、何より雑多な知識の一つ一つの特殊性と特殊性の間に連関性を見出し、そこに普遍性を持たせて大系化しようとしている唐沢俊一さんのような根気は私にはないのだ(唐沢さんはそんなアカデミックなことはしてないと否定されるだろうが)。
それでもあえて、「オレはオタクだ」と私が主張しているのは、オタクを名乗る者もそうでない者も、結果的には自らの偏狭さの中に閉じこもって、何かを発信すること、発信されたものを受け取ることを怠っているように思えてならないからである。
私のこういう「発言」自体、どのような意味を持つものか、充分に自覚してモノを言っているわけではない。でもだからこそ、どんな批判も受けた上で更に発言を繰り返していかねばならないのだろう。
雨を見ながら、そんなことを考えていたのである。
給料日前なので、極貧である。
どれくらい極貧かと言うと、現在、財布の中身が97円である。惜しいところで100円缶ジュースも飲めない。
しげに話すと思い切り笑われる。
「じゃあ、今日の食事はどうするの?」
「まだ買い置きのレトルトカレーとかがあるよ」
「私の夕食は?」
……私がメシ代にも逼迫してるのは、そうやってテメエが食料ピンハネしてるせいだろうが、と文句がオクビまで出かかるが、グッとガマンして言わない。
言えばまた、「DVD買うのやめれば?」と切り返されるのがオチだからだ。
もちろんそう言われたって、更にこちらが「オマエもムダなダイエット商品買うの止めろよ」と反駁することもできるのだが、それ以上言えばもう、目糞鼻糞どころか泥沼になる。
ぶっきらぼうに「自分でなんとかしろよ、メシくらい」とだけ言う。
……でも、結局作ってやりましたよ。
とり肉に野菜ミックスを混ぜて甘酢で炒めて、丼にする。
「美味い美味い」とあっと言うまに平らげるけど、「肉が少ない」と文句を言う。作ってもらって、文句言うかなあ。
「オレ、家事しないし」のしげ、今日は珍しく洗濯をしたので、ちょっと威張っているのだ。
アニメ『ヒカルの碁』第二十七局「時々戻りたい場所」。
特番が続いてたので、『ヒカ碁』を見るのも久しぶり。作画も安定してるし、原則の構図も生かしてる。ううう、悩むぞ悩むぞDVD。
(ー’`ー;) ウーン。
あ、おかっぱ頭の金子さんだ。わーい♪
佐為だアキラだ伊角だと、婦女子のみなさまがたが美形に靡くのはわかるが、同性にも暖かい眼を向けようぢゃないか(^.^)。やっぱ脇キャラ一人一人までイキイキと描かれてるとこに『ヒカ碁』の魅力はあるんだから。
それに、プロの世界に入って行ったとはいえ、囲碁部がヒカルの出発点になったのは確かなことだ。これから先、ドラマの中枢に絡んでくることはなくても、「ヒカルがいなくなった後も、囲碁部はちゃんと続いてるんだよ」というエピソードを描くことは、読者に安心感を与える意味でも必要なことなのだ。
金子さん、三谷を引き戻した立役者じゃないか。こういう重要なキャラもちゃんとヒイキしよう(^^)。
金子さんの声優の「くじら」さん、『ブルース・ブラザース2000』でもアレサ・フランクリンの声アテてたんだよな。押しの効くキャラと言えばこの人って定番ができつつあるみたいな(サム・ムーアまでアテてたぞ。男じゃん)。
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04月17日(水)
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