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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■ハルオ再び/『ルパン三世 公式magagine』3号(モンキー・パンチ責任編集)ほか
 「……どうして××人の部屋に?」
 「××人に変装してるんです」
 「……顔、違うじゃないですか!」
 「髪染めてるじゃないですか!」
 「染めたら化けられるんですか! △△△が残ってるじゃないですか!」
 「だから、あとでその△△△のせいでバレるんですよ!」
 「じゃあ、今はバレてないんですか!」
 「だって変装してますから!」
 「だから顔が違う〜〜!!」
 『シベ超』とはそういう映画である。
 ZUBATさんは菊地孝典が出るたびに「木野さ〜ん」とエールを送っている(『仮面ライダーアギト』で木野役を演じているのである)。
 ZUBATさんの話によると、菊地さんのフィルモグラフィーには『シベ超』の記載がないそうだが、やはりキャリアからは外したくなるのだろうか。
 ともかく、チャチなセット、適当な設定、ご都合主義&意味不明なストーリー、私も見るのは二度目だけれど、みなさんと一緒に見るのでなければやはりツラかったろう。
 そして、ついにあの「ダブルどんでん返し」。
 「これはつまり……ということですか?」
 「ええ、ですから、この……は、……だってことなんですよ」
 「えっ?! てっきり……ということかと……」
 あまりにも衝撃が強すぎて、見るものが自分の心の中で、もっと納得のいく筋を構成しようとするあまり、「どんでん返し」の意味が掴めない者(しげのことだけどね)も出る始末なのである。
 ハルオ君がねー、「ネタは言わないでください」って言ってるから書かないけどねー、レンタルでもいいから『シベ超』見てみてくださいよー。世紀のケッ作であることは絶対絶対何はなくとも保証しますからー(←ナゲヤリな口調)。

 上映後、誰ともなく漏らした「ええもん見せてもろたわぁ〜」の声が、虚空に響くのであった。

 近所の居酒屋に移動して、今見たばかりの『シベ超』について、侃侃諤諤の大論争。店の人は「なんじゃありゃ」と思ってたんではないか(^_^;)。
 エロさん、「いやあ、ただつまらないだけだったらどうしようかと思ってたけど、楽しめました」……誉めすぎ誉めすぎ(^_^;)。
 しおやさんが「シベ超じゃなきゃ、見に来ませんよ」と仰るのを聞いて、オタクというものは本当に病膏肓、と苦笑。
 「あの変装に誰も気がつかないとはなぜなんだ」
 「多羅尾伴内なんじゃないですか?」
 「いや、多羅尾伴内も初期はあそこまでひどくなくてまともですよ」
 「そう言えば金田一耕助も……」
 気がついたら、話は南郷次郎や金田一耕助ほか、探偵映画の話にシフトしてしまっている。
 オタクの話はホントに脈絡がない。
 「で、『シベ超』2作目もあるんでしょ?」
 「ああ、ホテルでの殺人ってやつですね」
 「3作目も作ってるとか」
 一抹の不安が私にはある。
 全ての『シベ超』の上映会を、今後もすることになるのだろうかと言うことだ。
 ……やはり上映会の前はたっぷり昼寝をして、体力を温存させておかねばならぬようだ。
 やれやれ(-_-;)。


 居酒屋を出て、しおやさんと別れたあと、まだ何となく遊び足りない気分で、ほとんど徹夜の覚悟で、カラオケになだれこむ。
 とは言え、土曜の夜で、どこのカラオケボックスも満杯。
 「シダックス」は30分待ち、「とん珍かん」は20分待ち。
 それでもなんだかみんなエネルギーが有り余っている。
 しげも私も、体調は必ずしもよくなかったはずなのに、気分だけは無闇に高揚している。1時間だろうが2時間だろうが待ったるわい! みたいな気分になっているのである。
 結局、「とん珍かん」で20分待って、アニソンが少ないDAMに当たってしまったのに、ありったけのアニメソングを歌いまくる。
 しげが『魔女っ子メグちゃん』や『思い出がいっぱい(『らんま1/2』)』を、私が『スナフキンの唄』や『ガンバの冒険』なんかを歌うと、「この二人のレパートリーはわからん」とZUBATさんからからかわれてしまう。結構オーソドックスなつもりだけどなあ。

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01月19日(土)
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