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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■どんぶりめしがいっぱい/『パワーパフガールズ<DCコミックス版>』1巻(クレイグ・マクラッケン)ほか
舞台はイギリス、大きな屋敷に家庭教師にやってきたマスコウィッツくん、出会った生徒のパティくんはどう見ても猫……久保キリコの『ちょべりぶ』みたいだけれど、物語はそれでオシマイ。次号も続くんじゃなきゃ、話にもなってないぞ。
連載ものも単発ものも最後が全部「おしまい」なので区別がつかないのだ。
マンガ、クレイグ・マクラッケン原作『パワーパフガールズ』1巻(小学館・788円)。
『PPG』の公式コミック。
アチラのコミックが、原作・下書き・仕上げ・文字・彩色・編集と、完全分業体勢になってるのは知ってたけど、にもかかわらず、各話の印象が変わらないってのがスゴイね。
作画が変われば面長なバブルスとかが生まれてもよさそうなものなのに(^^)。
そこが、作家性を重んじて各話のキャラの顔が多少変わってたってかまわない日本のアニメと、何より作品のイメージを重んずるアメリカのアニメとの違いなんだろう。
実際、アニメとの印象も全く違わないのだもの。
アニメでは見られないエピソードを、一部は原作者のクレイグ・マクラッケン自身が執筆しているのだ。これはもう「公式」どころかアニメに連なる新作の『PPG』と言える。
各話に石川裕人氏による日本語の解説がついてるのも親切でありがたい。
でないと、PPGを倒したモジョ・ジョジョが、フルーツパイを出された途端に負けちゃうってネタ、何のことかわかんなかったもんね(わかんないでしょ?)。
それにしてもアチラの5冊を1冊にまとめてもわずか130ページ。全ページカラーで、1話あたり150円ってとこか。まあ安いほうなのかな。
01月16日(水)
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