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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■休日満喫テレビ三昧/『パワーパフガールズ』第46回/『サイボーグ009』第6話ほか
 ながながと記憶を頼りに書いてみたが、なんだかもう、ガサツで単調なアメコミとは一線を画していることがご理解いただけようか。キャラクター描写が堂に入っているだけでなく、最後のギャグなんか、ギャグでありながらロビンの孤独感をさりげなく表している。
 なにしろ、隣家のご夫妻、最後まで一度も姿を現さないのだ。

 「どうしたの?! みんな宙に浮かんでる!」
 「実は私たち……スーパーパワーの持ち主なの」ロビンに嫌われるかも、と不安な顔になるPPG。
 「そうなの? 私もスーパーパワー持ってるのよ」
 「……ホント?!」
 ロビン、片頬を顰めて痙攣させて見せる。思わず笑うPPG。
 先週の『FF:U』の、小手先のセリフだけの言い訳に比べて、なんと説得力のある表現であることか。

 大の仲よしになった四人だけれど、なにしろPPGはスーパーパワーの持ち主。タウンズヴィルの町を救いに毎日出かけなければならない。楽しく遊んでいてもそれは一瞬。
 ひとりぽっちで残されるロビンと、PPGの活躍を交互に見せながら、ロビンの孤独を歌うBGMがかかる。ロビンの寝室の扉がゆっくりと閉じ、真っ暗になって音楽も終わる。
 ああ、ダメだよ、日曜の朝っぱらからこんな悲しい演出しちゃ。トシ食ってただでさえ涙もろくなってんだからさあ。
 ここまででずいぶん時間を使っちゃったおかげで、後半、淋しいロビンの心に取り入ったプリンセスが、ロビンに万引きを唆す展開がやや駆け足になっちゃったけど、間違いなく本作はこれまでのエピソードの中でも出色の出来である。やはり『パワパフ』は簡単に見逃せないなあ。
 いや、ギャグがずっと続く間に、たまにこういうの差し挟まれるとついホロリときちゃうってパターンじゃあるんだけどさ。
 ……昔、とり・みきの『クルクルくりん』でも死んだ少女の人格がくりんに蘇えって、その子の父親と出会うって話に泣かされたことあったなあ。


 『仮面ライダーアギト』第41話。
 わあ、やっと翔一が記憶を取り戻しそうだ。
 ……よく引いたよ、ここまで。52話構成ならこのあたりで、という計算を立てたんだってことは理解出来るけれど、ちと長過ぎた気はするな。引くだけでドラマが進まない時期もあったし。
 けれどシリアスな展開を出来るだけギャグでつなごうとするのはいいけれど、翔一と氷川の関係をムリヤリギャグにするのはちょっとねえ。緊張感なくすだけじゃないのかな? しかも前回は「栗」で今回は「アイスクリーム」だよ。毎回「食いものギャグ」で行く気かい(^_^;)。
 随分謎が解かれて来たとは言え、まだまだ思わせぶりは残っているのである。
 謎の手紙の送り主「雪菜」(『幽遊白書』かな、ネーミングソースは)とは誰なのか。
 翔一の過去を知るらしいアナザーアギト・木野の「記憶喪失になる前は、お前も過去にこだわっていたんだ!」のセリフ。
 謎の青年の「人類は私の子だ」のセリフ。
 そして復活した最強のアンノウン、エルロード。
 ……プロデューサーが「『サイボーグ009/神々との闘い編』を参考にしてます」とか気になることを発言しちゃってるので、まさか「未完」で終わるつもりじゃねーだろーなと心配になってるんだけど、ホントに広げた風呂敷はきちんとたたんでほしいものである。


 『も〜っと! おジャ魔女どれみ』第40回「ハナちゃん、イモを掘る!」。
 女の子にとって、イモはどれほど必須アイテムかという話(^^)。
 あいこが買ってきたサツマイモを、大喜びで焼きイモにして食べるどれみとももこ。けれど、はづきとおんぷは「おならがでるから」「太るから」と言って、食べるのをいやがる。途端に激怒するあいこ。
 「イモはなー、食物繊維たっぷりで栄養満点でお百姓さんが一生懸命作ってくれた最高の食べ物なんやー! おならがなんやー!」……あいちゃんテンション激高。女の子の食べ物っつ〜より、関西人必携の食べものってことなのかね(^_^;)
 結局、はづきとおんぷもみんなで食べて、その美味しさに頬が落ちるくらい感激。
 ハナちゃんにも食べさせようと思ったのに、野菜ギライの呪いのかかったハナちゃん、どうしても食べてくれない。

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11月18日(日)
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