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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■お客様は皆の衆です/『真・無責任艦長タイラーC虜囚編』(吉岡平)ほか
でも今回の話、なんだか士郎正宗の『ブラックマジック M‐66』とよく似てるなあ。もっとも人型ロボットが暴走するって話はそれこそ原典は『フランケンシュタイン』なんだろうけど。
これまで回収したヒューマリットも充分高度な戦闘能力を有していたけど、今回のBBBは、戦闘能力をさらに強化したコンバットモデルだそうな。極度に筋力を解放したそのパワーには、ブローニング50もパンツァーカンプも全く効かないほどだが、結果的に「時間切れ」で回収できたって結末もちょっと物足りない。BBB奪還を狙う別の組織の存在もストーリー展開の上ではあまり必要がなく、カットして、BBBとのやりとりに絞った方がもっと面白くなったんじゃないかなと思う。
あ、今回初めて次話への「引き」で終わったが、少しは設定を示してくれるのかな。
吉岡平『真・無責任艦長タイラーC虜囚編』(エンターブレイン/ファミ通文庫・672円)。
ついにタイラーがパコパコになる。
って、『タイラー』のストーリー知らない人にはなんだかよく分らないだろうな(^o^)。でも説明し出すと長くなるのでしない(←イジワル)。
けれど以前のようなおポンチな展開ならともかく、こう話がリアルになっちゃ、なんでアザリンに不敬を働いたタイラーが許されちゃうのか、いまいち納得がいかなくなるなあ。だってロナワー殺した敵じゃん。もっと分らないのは、ル・バラバ・ドムを始めとして側近たちが全然タイラーに怒りを感じないことで、こりゃいくらなんでも不自然。
タイラーがタイラーであるってことだけで信頼を勝ちえて常勝ロードを歩むってのは、今イチ理解しがたい展開なんだけどな。
11月15日(木)
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