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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■また書く原稿が増えそう(^_^;)。/『時をきざむ潮』(藤本泉)ほか
 『FF:U ファイナルファンタジーアンリミテッド』第7話「地下鉄 じげんトンネルのてき」。
 CGとの違和感はあっても、とりあえず作画は悪い方ではないので、ちょこちょこと見ているが、FF初心者な私には、どのへんがどうファンタジーなんだかよく分らんなあ。少なくとも古典的な「剣と魔法」の世界でないらしいことは1話から見当ついたことではあったのだが。
 ファンタジーの難しいトコロは(SFでもそうだけど)、住む世界が違う人間の価値観をどう表現するかってことにある。文化が違えばものの見方が全般的に違うのも当たり前なのだ。しかし、あまりに違いすぎると、見るものはキャラクターに感情移入するスキがなくなってしまう。その辺の匙加減が難しいんだが、どうもこのアニメのスタッフはそのあたりをずいぶん大雑把に考えてるような感じだ。
 新登場の少女・ルー、これが実は狼少女(別にオオカミに育てられたんではなく、オオカミに変身する少女な)だったんだけど、正体がアイとユウにバレた時の会話のやりとりが思いっきりマヌケ。
 「私の正体を知って怖くないの?」
 「だってこの世界に来てビックリすることばかりだし」
 いや、コケたねえ(^o^)。
 つまり、オオカミ少女くらいいて当たり前の世界だってことでしょ? 実際ムチャクチャ化け物出て来てるよ? それでどうしてたかがオオカミ少女ってことだけで差別されちゃうわけよ。だったらチョコボ差別はないのか。
 ファンタジーに安易に現実の設定持ち込んでんじゃないよ。
 よく、ゲームクリエイターには最先端の才能が集まってると言うが、シナリオに関する限り、私ゃ今んとこそんなヒトを寡聞にして知らない。ゲーム版のFFのシナリオもこんなものなら、少なくとも「最先端」って惹句だけは外したほうがいいと思うな。


 最近ネット上で知り合った女性の方から、ホームページを立ち上げるので、なにか原稿を書いてくれないかとメールで依頼される。
 この手の依頼があると、お調子モノの私は一も二もなくホイホイ引きうけてしまう。けれどたいていシメキリを破ったり、書いたはいいものの読むに耐えないしょーもないものを書いてしまったり、依頼主に迷惑かけちゃうことも多い。
 そのたんびに落ちこんで、しばらく旅に出たくなったり、部屋の隅っこでブツブツ呟いたり、壁を這う白い虫を何百匹も潰したり、富士の樹海か東尋坊に行きたくなったりするのだが、たいてい一晩寝ると迷惑かけたこともケロッと忘れてしまうので、またぞろ同じ失敗を繰り返すのである。いや全く、厚顔の至りで申し訳ない。もちろん、引き受けたからには今度こそちゃんとした面白いものを書こうと意気込んではいるのだ。でも過去が過去だけに、果たしていかが相成りますことやら。
 いやいや、問題はそればかりではない。
 内容はともかく、依頼の具合では、そちらのHPでは、私の本職を明かした上で書かねばならないような気配なのである。何度かこの日記にも書いていることだが、諸事情により私はネット上では私の本職を隠している。私は別に明かしたってかまわんと考えてるのだが、なにしろねえ、こんな無責任極まりない日記を書いてるやつが職場にいるってことが世間に知られただけでも恥だと考えるようなバカなとこに勤めてるもんでねえ。それに実際、ウチの職場、世間的に見てワルいこと全然してないわけじゃないし。その辺のところを私にバラされちゃ困るのだろう。
 と言うわけで、依頼された原稿も、仮に私の職業を明かすとしても、私が福岡に住んでるってことや、年齢なんかも(ことによると性別も)偽り、相当脚色して書かねばならないのである。うわあ、難しそう(^_^;)。
 そういうわけで、仮に私の原稿が掲載されたとしても、私の職業を予めご存知の方以外には、この日記を読んでくださってるみなさんにもそのHPをお教えするわけにはいきませんので、その点、ご容赦下さい。


 しげが、居間のソファーにその巨大な体を投げ出してブツクサ文句を垂れている。
 「こんなとこにカバン置かないでよ!」
 寝るのにジャマだ、と言いたいらしいが、そのソファの上にしょっちゅう3日も履きふるした靴下だのなんだのを放りだしてるのはしげなのだ。

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11月13日(火)
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