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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■日記・日記・日記/アニメ『サイボーグ009』第5話/『八犬伝』13巻(碧也ぴんく)ほか
 ほぼ一週間分ほど溜まっているので、一気に行きたかったんだが、長いこと画面を見つめているとだんだん目がチカチカしてくる。二日分ほど書いたただけでダウン。今週中に追いつくかなあ。

 TVQ(テレ東系)で『最強の漫才大全集』の再放送。
 先日、本放送を録画しといたんだけれども見返してなかったので、ここで見る。今見てもダイマル・ラケットの漫才が面白いってのが正直言ってすごい。やりとりのテンポはやすきよに比べりゃ超スローテンポなんだが、余裕があるのな。
 ああ、そうか、カウス・ボタンの妙にゆったりした間の漫才は、ダイラケ譲りだったんだな、と今回初めて気付いた。全く、お笑いに関して日頃からエラソウな口きいてるわりに、不明な点は未だに多いのである。
 現在、主流となってるぶつかり合うようなアップテンポの漫才のベースは、てんやわんやあたりから始まっているらしい。それを世間に浸透させていったのはやはりやすきよの功績なんだろう。けれど私が好むのは、いかにもゆっくりと、「なにかたくらんでる」ような雰囲気を漂わせるピカレスクな漫才なんであり、ダイラケ→カウスボタンや、岡八郎&花紀京の系譜なのである。……東京でこの味が出せるのはやっぱり爆笑問題だけだろうなあ。


 しげが練習から帰ってきたあと、AIQのチラシを置ける店はないかと博多駅近辺を回る。
 本当は某書店を頼みにしてたんだが、「ウチは基本的にそういうことはしませんので」のヒトコトでニベもなく断られる。けれど、駅近辺でオタクが来そうな店って、もう殆ど見当がつかない。しげは「イベント関係のとこじゃないと無駄じゃない?」と言うが、その「イベント関係」の場所ってのと「オタク」の溜まり場ってのが必ずしも重ならないから困るのだ。前において貰ったトコロもいまいちチラシが減ってないらしいし、どうしたらいいのかなあ。


 ウサ晴らしにキャナルまで足を伸ばし、福家書店で本を買いこむ。
 ここでも『なんてっ探偵アイドル』6巻はもう売りきれ。そんなにヒットしてるのか、『なんてっ探偵アイドル』。でも必死になって探すのもなんだか恥ずかしいんだよなあ、『なんてっ探偵アイドル』。三度も言うなよ(^_^;)。
 そう言えば『ゲートキーパーズ』の2巻も買い忘れてたぞ。
 ……私もなんでこうもどうでもいいマンガばっかり買ってるかな。
 しげからも「あんた時々ホントにどうでもいいマンガ買うよね」と言われるが、ある日いきなり『ナニワ金融道』だの『ミナミの帝王』だの『本気!』だの読み出すやつに言われたかないって。


 ケンタッキーで食事。
 昔はホントにチキンしか売ってなかったけど、今はハンバーガーだのなんだの売ってて、軽食には丁度いい。というか、イマドキはメインのチキンの方が焼き過ぎで身がパスパスになってて不味かったりする。
 きのこのグラタンを頼んでマンガ読みながらゆったり。


 マンガ、和田慎二『ピグマリオ』5巻(メディアファクトリー・819円)。
 わあ、和田慎二に初めて感心したぞ。
 本筋とは関係のない番外エピソード『クルト歩く岩と出会う』。
 これがもう、ドラマ展開、描写ともに素晴らしいのヒトコトに尽きる傑作。
 物語はタイトル通り、クルトが巨大な「歩く岩」に出会うところから始まる。なんとなくその上に乗ってしまうクルトだが、突然、黒づくめの一団に襲われる。男たちはその「岩」の持ち主で、クルトがその「岩」を盗み出したと思いこんでいたのだ。
 はたして「岩」はどうやって、なぜ歩いていたのか。
 それはあえてここには書かないが、この作品が傑作たりえたのは、これが一つの「寓話」でありながら、たとえばなしには収まらない、強い「真実」を訴える力があったからだろう。
 本筋の方は小さなオリエとの再開で、また新たな展開が望めそうな気配。でも本筋に戻るとまたいつもの説明過剰のつまんない話になりそうだから、ときどき短編の番外編を載せてってほしいと思う。……って、とうの昔に完結してるんだからそりゃムリな話だよなあ。

  
 マンガ、滝沢馬琴原作・碧也ぴんく漫画『八犬伝』13巻(角川書店・880円)。

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11月11日(日)
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