ID:10788
無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
[491680hit]
■行かなかった博覧祭/『陽だまりの樹』1〜7巻(手塚治虫)ほか
一応優しくしてくれてはいるようだが、頼んでおいた洗濯はきれいさっぱり忘れているのだ。本当に、いっぺんにいくつものことはできないやつなのだなあ。
晩飯はウチの近所のマクドナルドで、グラタンバーガーのスーパーバリューセット、しげのオゴリ。おカネが入るのにもうちょっと日にちがかかるので、ここしばらくはしげにたかるしかない。だいたい私としげの立場はそのときサイフに入ってる金額の多寡で決まるので、今日明日なんかは私はしげに頭が上がらない。
店内に置いてあった『SPA!』の10月10日号を斜め読み。
鴻上尚史さんの連載『ドンキホーテのピアス』は、『ファントム・ペイン』関連のことについて。
鴻上さんは十年の封印も「劇団の力を信じて」のことだと言う。ああ、こういう物言いが、鴻上さんの「青春野郎」なところなんだよなあ、とは思う。
もちろん劇団の可能性を私だって否定したいとは思わないが、「劇団内での体験したくもない人間関係のドロドロも覚悟すべきだ」という言い方は、二重の意味で傲慢だ。
一つは、これが若い、これから劇団を作ろうって人に向けて語られてること。あのね、これからそういう苦労をしそうな役者さんたちに対してはね、「何も忠告なんかしないで黙って苦労をさせること」が一番の親切なの。言わずもがなのことを口にしてるってことは、自分が苦労したことをひけらかしてることにしかなってないんだよねえ。
もう一つは、そんな人間関係のドロドロなんて、別に劇団だけに限った現象なんかじゃないってこと。あたかもそういう苦労が演劇だけの苦労のように言い放つってのは、ただの特権意識だ。
つまり、鴻上さんは本当に演劇のことだけをひたすら考えてきて、本当に真面目に考えてきて、自分たちが面白いものだけを作ろうとしてきて、で、結局、自分たちだけが面白がってるものしか造れなくなっちゃってることに気付いていないのだ。
ああ、これじゃ役者たちの「声」が客席まで届かないのは当たり前だなあ、となんか淋しくなってしまった。なんだかんだ言いながら、鴻上さん、演劇界の最前線にいることは間違いないのに、それがこのテイタラク? 封印にどれだけの意味があるのかなあ。
関係ありませんが、チキンナゲットのソース、私はマスタード派、しげはバーベキューソース派です。昔は私もバーベキューソースの方が好きでしたが、あの甘ったるさが気に入らなくなってマスタードに変えてしまいました。
バーベキューソースで食べるやつなんて、お子サマだと思うんですが、いかがでしょう。
ここ数日、日記の更新が滞っているのだが、なぜかアクセスしてくる人は少しずつ増えてきている。たいていはgooやGoogleからなのだが、今日、妙なところからアクセスされていたので、ちょっと吃驚した。
名前はあえて明かさないが、某巨大掲示板からのアクセスである(バレバレやな)。
この日記、私が読んだ本、見た映画などについて、ホントに遠慮ナシに好き勝手な事を書いているのだが、そのうちの某映画についてケチョンケチョンに(と言うほどでもないが)貶した文章に、いつのまにかリンクを張られていたのだ。
他にもその映画に関する記事などにリンクは張ってあるのだが、その中で批判的なことを書いてるっつーか、揶揄しているのは私一人である。
そう言えば以前、この日記にその映画のタイトルで検索かけてた人がいたが、さてはその人のしわざか。どこの誰かは知らないけれど。
もちろん私に許可を得たりとか言うことは全くなく(仮に、貼ってもいいですか、と聞かれてたとしても、多分断らなかったと思うけど)、全くの無断リンクだが、いったい読んだ人はどんな感想を持ったのかなあ。そういう人にこそ、ウチの掲示板を利用してほしいものなんだけれど。
残業ですっかり疲れていたのだろう、最初、しげがパソコンを使い終わったらコンビニにでも行く予定だったのに、横になったらそのまま泥のように眠ってしまった。
遠くでしげの「出かけんとお?」というコトバが聞こえたような気がするが、夢かも知れない。
マンガ、手塚治虫『陽だまりの樹』1〜7巻(小学館)。
[5]続きを読む
11月05日(月)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る