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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■新番……第何弾だよ/『星のカービィ』第1回/『ヒカルの碁』(ほったゆみ・小畑健)14巻ほか
 世界的規模の破壊ののち、宇宙に避難していた人々が戻ってきた地球は、怪物たちの跳梁する世界と変わっていた。まあ、なんでそうなったのかってのはおいおい説明されていくんだろうから突っ込まないけどさ、怪物のCG、GONZO以上に浮きまくってるぞ。
 で、あとは頭の悪そうな戦闘員どもと怪物との争いが延々と盛り上がりもなく続くだけ。
 ……ああ、つまり『スターシップ・トルーパーズ』がやりたいだけなのだね。エイリアンもどきの怪物が人殺すシーンを見るのが好きな人は見てもいいんじゃないですか。
 私は少なくとも、もう録画はしません。つーか、もう見ません。


 さて、しげが「車を見にいくからつきあって」と言うので、近所のマツダ展示場まで、散歩がてら出かける。
 我が家はずっと家訓で「クルマ買うべからず」ということになっていたので、私には車に関する知識が殆どない。多分、「常識を逸している」と言われても仕方がないくらいないであろう。
 何しろ以前、同僚の車に乗せてもらう時、“自動ドアが開くのを待っていた”というヤツなのだから(タクシーしか乗ったことがないから、全ての車は自動ドアだと思っていたのだ)。
 今回、しげは自分の貯金と給料でローンを組むことにしているのだが、それだと相当長期間に渡ってオカネを払い続けねばならないようなのである。
 いや、そんな高い車買うのかって誤解しないように。しげの給料が安いだけなのだ。
 私の冬のボーナスまで待ってくれれば一括で払える程度の金額なのだが、しげは一刻も早く車がほしいらしい。
 「なんで?」
 と聞くと、
 「免許取って間が空くと、運転忘れるから」
 ……だから運転すること自体が間違いだ、とは思わんのか。
 少しは手出ししてやらなきゃならんのかなあ、と思いながら、「でも私は免許持ってないからお金出せないし」と言ったら、しげとマツダの人に怪訝な顔をされる。
 ……なんか、バカなことを言ったらしい。
 「あの、車って、免許持ってなくても買えますよ」
 ……え? そうなの?
 「だって、おカネもちが車だけ持ってるってことあるでしょう」
 「運転は運転手にさせればいいんだし」
 そういうものなの?
 でもそれじゃ無免許運転を予め認めちゃうことになるんじゃないの?
 何となく納得がいかないが、世の中そういうものなのであろう。
 クルマ音痴ってのはこんなものなのである。
 しげ、結局即決で契約をすまして、なんたらいうクルマを買う。こういう時、しげの思いきりは早い(だったら日頃の優柔不断もなんとかしろよ)。
 どんなクルマか、詳しく紹介したいが、クルマ音痴なのでどう形容したらいいのかわからんのよ。
 スズキの軽自動車で、ドアが4つの中古車で、7年前の型だけど3万キロしか走ってなくて、高さがある程度あって、後部座席をフラットにできて、後ろのドアがパカッと上に大きく開いて、まあまあ荷物が置けそうなことはわかった。
 さあ、おトクなブツなのかどうか?


 「モスバーガー」で昼食。
 エビかつバーガーが250円で割引だけれど、マクドナルドのチーズバーガー80円に比べれば、割高感は否めない。
 もちろん、材料費をケチってるマックとモスとが比較になるはずもないのだが、実際に出て行く金は少ないほうがいいに決まってる。
 モス、今は苦しいんじゃないかなあ、と思うが、私みたいに、たとえ安売りしてても、マックで何食えってえの? みたいな感覚の人間がいる限り、モスの火は消えないであろう。
 焼肉ライスバーガー(既にバーガーではないという批判は置いといて)をぱくつきながら、ウワサ話などに花が咲く。
 ここしばらくすっかりお見限りの藤田君、なんだか大変なことになっているようだ。
 「藤田君の親がね、『育て方間違えたかなあ』って言ってるんだって」
 「なんだよそりゃ。一体何やったの?」
 「今ね、○○○○○○○○○○○だって」
 「なんでそんなに? 何に○○○○○?」
 「だって○○○○○○○○○○○ってよ」
 「いくら何でもそこまではいかんだろう。やっぱり○○○○○○○じゃないのか?」
 「さあ……?」

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10月06日(土)
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