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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■ま、映画さえ見られりゃいいんだけどね/『夜刀の神つかい』4巻(奥瀬サキ・志水アキ)
そう言えば、季節が巡るたびに「月見バーガーが始まったよ!(=^o^=) 」「月見バーガーが終わるよう(ToT )( T-T) 」と騒いでたよなあ。
世の中に 月見ばあがの なかりせば しげのデバラは のどけからまし
相変わらず世間は「テロ事件」報道で喧しいが、「“裏”モノ会議室」を覗いてみても、良識的な意見が殆ど見られないのは実に冷静でよいことだ。
「戦争なんて個人の力でとめられるものじゃないんだから」って死んだお袋がしょっちゅう言ってたのが思い出されるなあ。
こういう時にたかが庶民の分際で「今こそ平和を祈念する一人一人の力を結集して」なんてアジりまくる人間くらい信用ならないものはない。
「犠牲になった人の気持ちが分らないのか」とか言って粋がってるヤツだって、何かが出来るわけではないのだ。
「本当に戦争になったらどうする」なんて詰め寄られたら、「オマエと同じ行動をとるよ」と言ってやればいい。そのときそいつが慌てふためいたりしようものなら、そいつがイザって時にどんな行動をとるヤツか、底が見えようってもんだ。
こういう時に「何とか」してもらうために政治家に一票入れてきたんじゃないのか。庶民が出来ることなんて何もない。
……いやね、またぞろ「戦争になったらどうすればいい?」って私に聞いてきたバカちんがいたんでね、「じゃあ、戦争を怖がってどこかに逃げるか? で、どこに逃げる? で、何も起こらなかったとして、ノウノウとここに帰って来れるか?」と言ってやったのだ。……実はこれ、『ちびまる子ちゃん』の『ノストラダムスの大予言の巻』で、マルちゃんがお姉ちゃんから言われてたセリフの丸写しなんだが(^o^)。
納得するねえ、みんな。だから今、政治家以外で騒いでるやつはただのバカということになるのだ。
……お袋とさくらももこに感謝(⌒▽⌒)。
まあ、テレビを見てて楽しいのは、やたらとアチラのなんとか専門家ってのが出て来て、ベテランの声優さんの声が聞けることかな。
青野武、小林恭治、屋良有作なんて人たちが次から次へと出て来るんだもの。でも、昔だったら必ず出てきたであろう納谷悟朗さんの声を全然聞かなくなってるのが寂しい。
もう随分体を悪くされているというウワサだし、無理はされないでいてほしいんだけれども。
しげ、今日がホームページのリレー小説の連載のシメキリだと言うのに、一行もネタが浮かばないらしい。
「ああ、地球が終わらないかなあ」なんて呟いている。
しげは意外に「言霊」ってやつを気にするタイプなので、この手のことは冗談でも言わない方なのだが、よっぽど今回は困り果てているようなのである。
ミステリの犯人なんか、直感でよく当ててるくせに、書く方になるとなぜか論理的に物語を組み立てられないのだな。
足し算は出来るが引き算は出来ないってやつか(^o^)。
譬えがちょっと違うようだが、事実、しげは引き算がむちゃくちゃヘタなのである。で、掛け算と割り算は全然ダメなのである。九九も全部言えるかどうか怪しいもんだ。
マンガ、奥瀬サキ作・志水アキ画『夜刀の神つかい』4巻(ソニー・マガジンズ・546円)。
何となく『火焔魔人』にリンクして行くんじゃないかと言う予感で読み始めたんだけれど、同じ吸血鬼、同じ不死者の物語であっても、物語の肌合いというか、毛色はだいぶ違ってきた。
殆ど自分で絵を書かなくなって、原作だけを担当するようになった奥瀬さんだけれど、そのおかげで、「ストーリーテラー」として奥瀬さんが評価されるようになってくれればいいんじゃないかと思っている。
……いやね、『低俗霊狩り』の解説で誰ぞが書いてたけれど、奥瀬さんが注目されていたのはいつもその「絵」ばかりだったのね。でも、昔は全く逆だったのよ。デビュー当時は天野喜孝の影響がモロに顕著でね、っつーか、『低俗霊』のころははっきり言ってマネにすらなってなくてドヘタクソだったのだ。作者自身、後書きでファンにボロクソ言われたようなこと書いてたし。
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09月20日(木)
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