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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■夢は宇宙/『なつのロケット』(あさりよしとお)ほか
 ……でもなあ、だからってあまり奇を衒ったようなことだって書きたくはないのだよなあ。例えば石原里紗より更にカゲキに「何言ってんの、女は専業主婦も働く主婦も所詮、未来永劫、男の家畜よ。Ψ(`∀´)Ψ ケッケッケッ」とか言ったっていいのだが、そんなコト言ったらねえ、ご意見どころか、実生活で周囲のご婦人方に総スカン食らっちゃいますがな。
 いや、その程度じゃすまないな、多分(^_^;)。

 あ、今のはあくまで「たとえ」ですからね。私ゃ、女性のことを「家畜」だなんて決して思っちゃいませんからね。ましてや「社会のダニ」だの「男に食らいつくパラサイト」だの「万年ヒステリーの更年期障害」だの「顔がブ○なら性格はもっとド○ス」だなんて、カケラだって思っちゃいませんからね。

 全ての女性は男の天使でマドンナです。
 そうですとも。


 ニッセイのお姉さん、昼前に来られて、申請書にハンコ押して帰る。
 5分で用件は終了、ご足労をおかけして申し訳ないことであった。
 入金は来週になるとか。
 「でももしかしたら2週間か3週間かかるかも」
 いや、そこまでかかっちゃうと、生活がちょっとキビシクなっちゃうんですけど。

 せっかくの休みでもあるし、AMCキャナルシティの映画タダ券もあるので、しげを誘うが、またいつもの「眠い、きつい、動きたくない」病(だから毎日10時間以上寝てるんじゃないよ)が起こり、映画は断念。
 けれど、予約しておいたDVDなども出ているはずだし、つい予約し忘れていたDVDもあり、今日あたり買っておかないと売り切れていそうなのである。
 で、一人で天神・博多駅を回ることにする。
 ……なんだか最近一人で行動することが増えたなあ。しげと生活時間帯が完全にズレちゃってるから仕方ないんだけど。
 実は結構寂しい気分も味わっているのだが、しげから「私と一緒じゃなくて寂しい?」と聞かれると、つい、「別に」と答えてしまうのだ。
 しかも無表情で。ヤなやつだよな、私。
 しげは不満だろうが、だからって私が「ううーん、しげっちが側にいてくれなきゃイヤーンイヤーン(T.T )( T.T)」(c.ルーキー新一)みたいな反応したらそっちのほうがずっと困らんか。


 天神コアの福家書店と紀伊國屋書店で、マンガ、文庫本をどっと買い込み。
 アクロス福岡の「MK」で、780円のしゃぶしゃぶランチを注文し、早速ようやく買えたマンガ、あさりよしとおの『なつのロケット』を読む。

 最近、涙腺も弱くなってるか?

 子供のころ、誰でも一度は宇宙ロケットに乗って宇宙を駆け巡る夢を見たことはあるだろう。
 1969年、月にアポロ11号が到着した。
 人類初の月着陸。
 我々の世代の人間なら、誰もが諳んじているだろう。あの「これは小さな一歩だが、人類にとっては大きな一歩だ」という言葉を。
 その偉大なる一歩を月面に残したニール・アームストロングとバズ・オルドリンの二人、彼らはあの時、単にアメリカの英雄であるだけでなく、人類の英雄だった。
 宇宙旅行は夢ではないのだと、あの当時の子供たちはみな本気で信じたはずだ。

 でも今の子供たちにとって、宇宙は多分、夢だ。
 人類がかつて月に行ったのだと言っても、信じない子供もいるかもしれない。
 毛利さん、向井さんが宇宙へ行っても、それは自分とは関係ないこと。カネを何億って積まない限りは、一般人が宇宙旅行するなんて、孫子の代になったって無理だろう、そう思ってるんじゃないだろうか。
 いや、宇宙に思いを馳せることすら、今の子供たちはしなくなっているんじゃないだろうか。

 日本のH2ロケットは、3年連続で打ち上げに失敗している。
 一度の打ち上げて、1200億の税金をチリにした宇宙開発事業団への風当たりは強い。
 あさりさんは何度もこのH2ロケットを取材し、失敗するたびに懸命の弁護をしてきた。それはあさりさんが我々と同じく、宇宙に憧れを抱いていた「ロケット少年」に他ならないからだ。
 日頃、シニカルな言動ばかりしてはいるが、だからこそ逆に、あさりさんは、世間ズレしきれない「コドモ」であるのだとも言える。

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08月25日(土)
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