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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■演劇は愛だ! ……ってホント?/『バトルホーク』(永井豪・石川賢)ほか
東京で劇団活動をされていて、福岡でも活動場所を探していらっしゃるというラクーンドッグさん、鹿児島の劇団CASTの里佳さんと松山さん、狭い練習場に10人がひしめき合って、すぐに酸欠状態。ホントはよくないのだが、入口のドアを開けながらの練習。
肉練、発声練習はいつも通りなのだが、腹筋やるのに、BGMに『ドナドナ』流すのはやめよう(-_-;)。
「引かれてく子牛のこと考えたら力がはいらねーよ」
「子牛を引いてく立場で、『よっしゃー! 子牛を売るぞー』って考えれば……」
「お前は鬼か!」
もちろん、私としげの会話である。
発声練習や本読みなどに、ゲストの方々にも参加して頂いたが、メンバーのみんなはやはり新鮮な感動を覚えていたようだった。
ウチは演技できる男性陣が少ないので、ラクーンドッグさんの本読みが特に女性陣にウケている。
鴉丸嬢が、CASTの松山さんを気にして、いつもより思いきりテンションをセーブしてオシトヤカに見せているのが笑える。いや、笑っちゃ悪いが、「若い女の人がいると嬉しい〜」って、自分も若い女じゃないのか(^w^) 。
でも実際、松山さんと組んで本読みをするとき、鴉丸嬢が照れている様子が見ていてアリアリなのだ。「しんじらんな〜い」なんてセリフを言うときのぶりっ子演技がいつもの3倍増しである。文章じゃうまくそのへんを表現しにくいけど、いつもは怒ってる感じで言うのに、妙に引いてる感じで読んでるのね。
なぜ女性は、初対面の相手が男性だと余り物怖じしないのに、女性だと照れちゃうかな。人によっても違うんだろうけど、何となくそんな傾向を感じる。
でも、愛上嬢と応酬し合うと、やっぱり鴉丸嬢、地がボロボロ出るのであった(^^)。うーんと、ちょっと内容をここに書くのは憚られるんだけどね、セリフだけ聞いてたら無茶苦茶ケンカしてる感じなんだけど、そんなことが全くないのが素敵なのである。
「あんたねえ、そんなに○○○○○○○○○○○○○○じゃないよ!」
「お前に言われたくないわ! ○○○○○○○○○○○○○くせに!」
うひゃあ、とてもワキから突っ込めねーや(^^*)。
こういう悪口雑言が人間関係の潤滑油になることだってあるってこと、マジメに生きることしか知らない人には理解がしがたいことなのだろうなあ。
シナリオ検討は二本ともまだまだこれから、という感じで、まだ正式タイトルも決まらない。
一応私の方は完全ギャグ、よしひと嬢のはシリアスと全く逆なので、そのコントラストを同タイトルで宣伝せねばならぬというのはなかなかムズカシイ。
ゲストのみなさんに、さて、今回の脚本、面白いかどうかうかがってみたのだが、よしひと嬢の脚本検討が、いつの間にか一人一人の「恋愛論」になっていくのが面白かった。
「自分の好きな人を奪った女は絶対許せない」
「あ、私なら男の方を恨むな」
……世の男性諸君、今更ですがウワキするには覚悟がいりますよ(^_^;)。
でもそういう話も脚本に深みを増すのにきっと役に立つと思うのである。ふと、みんなにも岡田斗司夫さんの『フロン』を読んでもらって、反応を聞きたくなったな。
さて、私の台本、相当直しが入るかなと思ったが、総体的に「イジリようがない」という感想。まあ、ギャグを入れるか外すか、そういうことくらいしか直しようがないシロモノだからなあ。現場の判断でいろいろ変わっていくであろう。
テンポが遅れたり、タイミング一つ外すと全くウケなくなる危険はあるので、成否は役者と演出にかかっている。
ということで後はヨロシク(^^)。
一足先に、よしひと嬢やゲストの方々はお帰り。
みなさん、「また来ます」と言ってくださったが、さて、満足していただける内容だったかどうか。
練習が終わると外は土砂降り。朝はピーカンだったのに、どうしてこう雨ばかりの日が続くかなあ。
「パピオ」の玄関で、知り合いの女性のYさんに偶然出会う。世間話でもしようかと思ったら、いきなりYさんから彼氏と別れた話を切り出される。
「どうして男って女に甘えたがるかなあ」
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07月15日(日)
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