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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■フェイト教授、さようなら/『スカルマン』7巻(石ノ森章太郎+島本和彦)ほか
……だからそういう態度で俺にばかり愛情を求めるってーのがそもそも「詐欺」なんじゃないのか?
しげと天神で買い物をして食事。
いつものことだが、しげが「肉を食べたい」と言うので、天神コアのレストランのフロアで、肉料理の店に入る。
私はビーフソテーのセットで安く抑えたが、しげの野郎、遠慮なしに高い肉を選ぶ。いや、まあ、おいしかったからいいんだけどさ。店を出た途端、また「おなかがすいたね」だ。
キサマの胃袋は底無しか(・・;)。
結局、しげに引きずられるように紀伊國屋書店、福家書店、ベスト電器を回って、アクロス福岡地下のMKでまた食事。
生まれて初めて北京ダックを注文する。
藤子不二雄Aに、人間を北京ダックにするホラー漫画があったけど、そこまでしたくなるほどの味ではなし。というより、油っこいばかりで味がない。皮のパリパリ感は確かにあったが、それも人に勧めたくなるような美味ってわけでもないのだなあ。
なんだか詐欺にあったような気分であったが、何より肉が思ったより少ないのがガックリであった。
しげは一口二口食べただけで、おもむろに餃子を2人前注文。いや、おいしくなかったからって、別のを注文することはなかろうに。
帰宅してひと寝入り、シメキリが明日の『クレヨンしんちゃん同人誌』の原稿を書く。
まああまり同人誌が完成していない時点でネタバレ話をするわけにもいかんので、ちょっとボカして書くが、「こういうネタで書こう」と思っていたのに、それに関する資料が見つからず、困っていたのだ。
ところが今日、偶然、本屋で『アックス』の21号にほしかった「情報」が載っているのを見つけた。
これを天の配剤と言わずしてなんと言おう♪
おかげで原稿が進むこと進むこと。
やはりシメキリはギリギリまで粘るべきものである。
マンガ、横山光輝『血笑鴉』。
槙山光輝って、正直な話、評価がとてつもなく難しいんだよねえ。
この『血笑鴉』を読んでみてもわかるけど、「醜い男が実は超人的な技能の持ち主」って設定、山田風太郎忍法帖シリーズの定番なんだよねえ。
悪く言えばパクリなんだが、更に山本周五郎をミックスしたりするものだから、ダークな話なんだかほのぼのなんだかよく分らない仕上がりになっているのである。
で、つまんないかと言うと面白いわけよ。山本周五郎は菊池寛の主題主義の流れにあるわけで、キャラクターもある程度リアルに描かれている。しかも「市井もの」と言ってもいいくらい何の変哲もない人物を配置して、それが世界観を作ってもいるのに、そこにダークな殺し屋をぶちこむのである。
この違和感がかえって変な魅力を醸し出してるんだから、なんと言えばよいのやら。
誉めてんだよ、これ。念のため。
マンガ、石ノ森章太郎・島本和彦『スカルマン』7巻(完結)。
なんというか、ラスプーチンはあっさり死ぬわ、飛岡は実は仮面ライダーだったわ、最後は変身忍者嵐にキカイダーにゴレンジャーにロボット刑事にキョーダインにイナズマンも出てくるわ、読者サービスのつもりかもしれんが、全然サービスされた気にならないぞ。
世界観が違うものを一緒くたにしたって珍品ができるだけだろ?
『マジンガーZ対デビルマン』みたいなもんだぞこりゃ。
石森章太郎の原作の完成度が高かっただけに、この終わりかたはどうにも納得いかない。ラストは結局『幻魔大戦』だしね。
DVD『人造人間キカイダー THE ANIMATION』5・6巻(完結)。
ようやく完結、テレビ版との差異はわずかだが、ギンガメのカットが差し替えられたりしてるとこだろうか。テレビを見てたときには見逃したが、再生ロボットの中には、再生どころか初登場のブラックホースやカイメングリーン、ブルーバッファローなんかもいたのだな。……だったらそれまでの11話の中にちゃんと出しとけよって。
『キカイダー01』の製作も決定したそうだが、そのタイトルだと、原作通りジローが主役にはならないんだろうか。
06月29日(金)
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