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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■おむすびころりん/『最終兵器彼女』4巻(高橋しん)ほか
私も他人の日記を覗くことが好きなので(陰険と呼ぶなかれ。もともと平安朝の「日記」などは他人に読まれることを前提としていた)、アニメ・マンガ関係のものを中心にちょこちょこ覗いているのだが、意外に広範囲に渡ってマンガを読んでいる人が少ない。
ジャンプならジャンプ、サンデーならサンデーと範囲が決まっていて、それ以外のマンガにはあまり目を通していない様子なのである。
……知り合いがみんなオタクだからなあ。マンガに通暁してるだけでなく、ウォーキング・ディクショナリーって連中がゴロゴロいるけど、世間一般ではあまりマンガを読まないほうが普通なのかねえ。
今の所、「アニメ/漫画」のジャンルでは投票数トップの方がいて、この方の日記を「お気に入り」に入れているのだが、これがどうやらプロの少女漫画家さんらしい。当然名前は変えてらっしゃるだろうから、どの雑誌にどういうマンガを描いているのか全く分らないのだが、さて、それを勝手に推理するのが楽しいのである。
主婦でもいらっしゃるようだし、ページ数は結構もらってるほうで、シメキリに追われてもいるようだから、新人さんではないようだが、少女マンガも範囲が広いからなあ。
ホントに勝手に、美人で『ちゃお』とか『りぼん』とかに描いてるんじゃないかと決めつけてるが、これってめちゃくちゃ失礼かも知れない。もし私のこの日記読んでたらごめんなさい。
……『フィールヤング』とかだったらどうしよう(^_^;)。
今日も体調が優れず、10時には寝たのだが、4時間もしたら目が覚めてしまった。……疲れてるならぐっすり眠れそうなものなのに、眠っても眠っても起きちゃうってのはなぜだ。
女房が夜中に帰って来るのを迎えられるのはいいけど。
さて、その女房、今日はバイト先の「リ○○○ハ○ト」からとんでもない土産をもらってきた。
一目見て、思わず「なにこれ!」と口に出た。
ビニール袋に20個ほど、米の量で言えば10合は軽くありそうなオニギリの山である。
「あまったの」
いや、あまったからって、フツー、こんなに持って帰って来るかな(・・;)。持って帰って来るほうも持って帰って来るほうだが、持たした方も持たした方である。確かに女房はいつもモノ欲しそうに、今にも「ギブミー・チョコレート!」と言い出しそうな顔をしているが、まさか「同情するならメシをくれ」と言ったわけでもあるまいにアルマーニ。
やっぱり例の「超いい人」のマネージャーさんの善意であろうか。
女房の話によると、そのマネージャーさん、今日も『RED SHADOW 赤影』の特番を見ながら、「昔、この番組大すきだったんだ! 今のドラマはみんな夢をなくしてるよね!」とのたまったそうである。
……その批評があたっているかどうかは別として、私はこの人と宮崎駿のそばにいたら、「ああ、そうですねえ」以外のセリフは吐けないような気がする(^_^;)。
マンガ、高橋しん『最終兵器彼女』4巻。
決して技術的に下手なマンガ家さんではないと思うのだが、ハテ、この人は「戦争の悲惨さ」を描きたいのだろうか、それとも「究極のラブストーリー」を描きたいのだろうか。
4巻を重ねても、敵の姿は一向に描かれず、戦争そのものも断片的に描写されるのみで、作者の視点がどこにあるのか、どうにも掴めないのである。
結局「戦争なんてその現場にいる人間にだって理解できるものではない」と言いたいのかもしれないが、だとしたら読者が「何を描きたいの?」という疑問を持ったとしても仕方があるまい。
思わせぶりな展開が続く中、シュウジもちせも浮気っぽい行動に走っていく。ちせが「兵器」であることは、確実に二人の間を遠ざけていくが、そもそも「戦争」というタームを持ちこんだ時点で、それは当然の結果である。凡百の戦争ドラマのフリをしたメロドラマが描いてきた定番にすぎない。
本気で作者がラブ・ストーリーを描きたいのなら、「戦争」を乗り越えてでもこの恋愛を成就させねばならない。
恋愛ものの鉄則は、たとえその二人が傷つき、現象的に別れることになろうとも、精神的な恋愛は必ず成就させねばならない点にあるのだ。
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04月25日(水)
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