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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■ボクの地震、キミの地震/ドラマ『陰陽師』第一回ほか
ああ、この映画、中洲の今はなき松竹ピカデリーが大映直轄の映画館だったころに見てるんだよなあ。四歳で映画館に連れてってもらってたってのも今考えると凄いな。というか、三歳のとき『バルゴン』も見てるんだが。どっちも死んだばあちゃんに連れられてである。ばあちゃん、映画にどんな感想持ってたんだろ。
新作は脚本の伊藤さんが『キングコング対ゴジラ』を参考にした、と言っていたが、見比べてみると、意外なほどに旧作との共通点がある。ギャオスを捕獲するために、既存の施設を利用し、それが失敗して結局はガメラに頼ってしまう展開などがそうだ。結構、このパターンの元祖に近いのではないか。
そうなると、ギャオスが太陽に弱い、という設定も新版に残しておいて欲しかったなあ、と思うのである。
時代劇チャンネル『鞍馬天狗』13話、最終回。
本放送のとき、てっきり最終回は見逃していたと思い込んでいたけど、ちゃんと見ていた。
そうだそうだ、殆ど打ち切りじゃねえかって思いたくなるくらい、いきなりな終わり方だったんだよなあ。
明治維新がやってきて、実は杉作は女でしたって展開があるものと思っていたのに、ラストはいきなり慶応2年から明治に飛んで、洋装の草刈正雄と藤真利子、伊藤つかさが踊ってるんだもの。
……やっぱり本当は2クールやる予定じゃなかったのかなあ。最終回のゲストが峰岸徹って、どう考えても弱いし。
『刑事鬼貫八郎12 まだらの犬』
うわあしまった、この原作短編、読み逃してたぞ。鬼貫警部シリーズはたいてい読んでたのになあ。
12話まで続いているということはやっぱり人気があるんだろうけれど、できれば原作通りに丹那刑事を主役にして、鬼貫警部がバックアップする形にして欲しいよなあ。大地康雄は役者としては好きだけど、鬼貫のイメージとは似ても似つかない。原作者も気に入ってないと明言してるのだから、別の局でもうちょっときちんとしたものをつくってくれないかな。
無理だろうけど、満州舞台にした『ペトロフ事件』から時代設定も戦前にしてね。
チョイ役の小宮孝泰がいい味出してたな。この人がテアトルエコー出身で『宇宙戦艦ヤマト』にも出てたって、『ブンカザツロン』読んで初めて知ったんだが、となるとコント赤信号の中では一番役者の経験積んでるってことか。女グセが悪くなきゃ、もうちょっと売れてたろうにな(^^)。
NHK『陰陽師』第1回。
期待はしてなかったが、塩浦さんからぜひ録画しといてくださいと頼まれてたので、ともかく見る。ホントは『鬼貫』の方を録画したかったんだけど。でも出来はどっちもどっちだ。
原作者は満足してるようなことをどこかに書いてたが、温厚で知られる夢枕さんだから、内心、腹立ててても本音は漏らすまい。小説の原作者としては、もう少し怒ったってよかったのではないか。
つまり作りが岡野玲子のマンガ版に相当引きずられているのである。特に杉本哲太の博雅は原作よりマンガ版をベースにしたとおぼしい。マンガ版はデフォルメされた丸い目のせいでちょっとオッチョコチョイの面が強調されてるが、原作の博雅はあくまで「漢(おとこ)」なのである。杉本の博雅もただのマヌケにしか見えない。
稲垣は稲垣だ。マジメな人なだけに、この人、実は役者としては華がない。一生懸命やればやるほど、小ぢんまりとしちゃって、ミスキャストにしかならないという悲しい運命の人なのである。それをあろうことか晴明役を振るとはねえ。NHKも酷なことをするもんだ。
全何回かな? 5、6回のミニシリーズにしとけばいいと思うけどな。
「エンピツ」のトラブルのせいで、日記の書きこみが不可能になる。それどころか、昨日書いた日記まで消えている。
怒りの雄たけびは昨日のリテイク日記をどうぞご覧あれ。
04月03日(火)
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