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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■女の子が好き!/アニメ『フリクリ』6巻/『低俗霊DAYDREAM』1巻(奥瀬サキ・目黒三太)ほか
笑えるのは内閣府防災担当の「地震被害早期評価システム(EES)」で、地震発生直後に「死者165人、建物の倒壊7377件」とはじき出している。このEESってどんな基準でそんな数字をはじき出したんだ。政府の科学技術ってこの程度のものなのかね。実際、日本の「震度」の決め方は5年前まで科学的なものでもなんでもなく、人間の「体感」で測っていたとか。「震度計」が導入されたのが1996年ってんだから真面目に取り組む気があるんだかないんだか。
天災って、ある程度回避できる努力はしとかなきゃなんないけど、結局は運不運なんだよなあ。
マンガ、奥瀬サキ原作・目黒三吉作画、『低俗霊DAYDREAM』1巻読む。
『低俗霊狩り』の直接の続編ではなくリニューアル、と言った感じ。主人公の崔樹深小姫がSMの女王様だったり、謎の使い魔(?)「鬼縫」の登場など、新たに加わった設定はあれど、ギャグとシリアスのコンビネーションが快い面白さに変わりはない。
それでも、やはり奥瀬さん本人の絵で流香魔魅の活躍が見たかったなあ、と思うのは、いかにも出版社との折り合いが悪そうな奥瀬さんが心配だったりするからである。
アニメ『フリクリ』最終6巻。
内容書こうとしたら殆どネタバレになっちゃうから書けないんだけど、最終的に「平凡な日常」に対する逼塞感と、そこから脱却したいって少年の思いが「大人のオンナ」にむけられるというあまりにストレートな表現にちょっと頬染め。
……簡単に言っちゃえば、少年は女の肌に触れて大人になるってコトっスよね。うーん、構造的にはこれ、まんま『麻雀放浪記』ではないの。ってことはハル子さんは加賀まりこか。ハル子さん本人は「私は少年の日の幻影」ってどこぞで聞いたようなセリフを吐いてたが。
SF色を排除したって言ってたけど、SFのためにSFをムリヤリ作ってみたってしょうがないので、この話ならこれで充分。むしろもっと排除したっていいくらいである。アマラオの眉毛を海苔にしなくったっていいし(分りやすい表現だけどね)、メディカルメカニカのアレが実はアレだったってのもどうだっていいし。というか、1巻の段階で思っていたが、謎が謎のままで終わったって全然構わない物語なのである。
……ラストでは『銀河鉄道999』よりも、とり・みきの『ぼくの宇宙人』を連想した人もいるんじゃなかろうか。泣きそうになる手前でサラリと流す感覚は好きである。
DVD『タイムトラベラー』、最終回だけとは言え、幻の「少年ドラマシリーズ」記念すべき第1回作品を再び見られる日が来ようとは……! ああ、生きててよかった!
世のSFファンのみなさん、これが元祖『時かけ』、元祖芳山和子ですよ。原田知世も南野陽子も内田有紀も中川奈奈もみんな本作主演の島田淳子さんのエピゴーネンでしかないのです。
後に芸名を浅野真弓と変える島田さん、中年になっちまった今の私の眼で改めて見ると「ちょっとかわいい女子中学生」、という感じだが、小学四年生の当時はホントに「きれいなお姉さん」という印象だったのだ。……15歳なんだけどね。ああ、ぷっくらほっぺもセーラー服のリボンがズレているのもかわいいぞ!
ええ、ええ、ファンでしたとも。76年の『敬礼!さわやかさん』なんて誰も知らない主演ドラマまで毎回見てましたよ、私は。いやあ、元祖『逮捕しちゃうぞ!』って感じでこんなきれいな人にならやっぱり逮捕されちゃいたいナ、だって婦警の制服がなんとも健康的かつセクシャルなんだもの……って当時私ゃいくつだ。
アグネス・チャンが歌ってた主題歌だって未だに歌えるぞ。「あァっさ〜がきます〜、そよ風〜も吹きます〜、あとあァ〜なァた〜がァいれェばァ〜」(歌うなっちゅ〜の)。
だから80年の『ウルトラマン80』で目の下にクマ作って出演してた時には、「ああ、お姉さん、何があったの!?」って泣いたものです。……しかし小学生のころからヒロイン目当てで特撮見てた私って、なんてスケベだったんだ。
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03月24日(土)
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