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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■ゴジラ対バラゴン。……地味だ(-_-;)/『Heaven』2巻(佐々木倫子)ほか
 オフィシャルページのストーリー紹介では、あの三つ首のギドラは未完成体で、戦いの中で完成体になるそうなのである。……で完成体がヤマタノオロチだったりしたら世間は怒ると思うが。
 ニューゴジラのデザインもまたブタ鼻に戻って背びれも小さくなり、今イチ威圧感というものが感じられない。
 ああ、でもどうせ金子さんにやらせるくらいなら、脚本も伊藤和典さん、特技監督も樋口真嗣さんにすりゃよかったのに。でも『ガメラ3』がきっかけであの三人、喧嘩しちゃったらしいし、東宝も妙なところにだけプライドが残ってる感じだし、それは無理なのかもなあ。


 シティボーイズのライブ(今年から「ライブ」と言わずに「シティボーイズミックス」と名前を変えるそうな)『ラ・ハッスルきのこショー』のチケット発売が明後日10日の10時から始まる。
 九州公演してくれないかなあと何年も待っているのに、シテイボーイズのお三方、全く来てくれる気配がないのだ。大阪や名古屋には行くくせに。大阪なんて、小手指のタコ焼きしか食うもんありませんよう(←偏見)。名古屋の人間はみんなぼったくりですから身ぐるみ剥がされちゃいますよう(←差別)。なんで九州に来てくれないんですかあ。
 いい加減、待つのにも痺れを切らしました。こうなったら、こっちから出向こうと決意……って、借金取りじゃあるまいし。
 もっとも、殆ど即日完売のチケットなので、取れるかどうかわからん。誰か一緒に行くかなあと思って、よしひと嬢や塩浦嬢に声をかけるが、あえなく撃沈。やっぱり東京は遠いかなあ。
 まあ、遠出の旅行するってえと、女房はたいてい興奮して体調崩しちゃうから、連れが少ない方がいいのかもしれんが。

 仕事帰りにコンビニに寄って、レトルトカレーやパンを買いこむ。冷蔵庫に食材は残っているが、昨日あたりからまた咳がひどくなってきたので、料理に時間をかけたくないのだ。
 そして、今週末の休日こそ外に出ないで原稿書くのだ。部屋も片付けるぞ(少しは)。
 で、とりあえずはコンビニで買ってきたマンガを読むことにする(そうやって時間は過ぎていくのさ)。

 マンガ、吉田秋生『楽園のこちらがわ』読む。
 『夢見る頃を過ぎても』も『十三夜荘奇談』も持ってるのに、どうして再録ものばかりのこの雑誌、買っちゃうのかなあ。
 しかも大学のころはボロ泣きしながら読んだこの作品、今やずいぶん覚めた目で見るようになってしまっていることに気づく。
 少女漫画の中では格段にリアル、と評された吉田秋生作品だが、よく読みこんでみれば、男の子どうしの友情の描きかたなんか相当に恥ずかしい。……惚れた女は親友の彼女、そのコをあきらめるために親友に向かって言うセリフがこりゃまた「何も言うな、黙って一発殴らせろ」だもんね。
 そりゃ恋愛って確かにファンタジーだけどさあ、女のコって、この程度の陳腐なシチュエーションにすら憧れを抱けちゃうものなのかね。……なんてアイロニカルな見方しちゃうから、私は純愛ものが書けないのである。

 女房が仕事に出かけたあと、万年床の枕元を探してみると、佐々木倫子『Heaven?』の2巻が。
 畜生、こうやって隠しておくから、私が読みそこなったり、知らないままうっかりもう1冊買っちゃったりする羽目になるのだ。
 しかし佐々木さんもすっかり「ビッグスピリッツ」の看板作家になっちゃったなあ。もともと少女マンガ家のクセに恋愛的要素の希薄なマンガしか書いてこなかったから、かえって今のほうが水に合っているのかもしれないけど。
 準主役(実質的には主役)の、レストランのオーナーのセリフの中に、突然『虚無への供物』なんて単語が出てくるのでビックリしたが、今巻で本職がミステリ作家だと判明。さりげなく伏線を張っていたのだな。しかし『虚無』のファンとは相当にコアな。誰がどれだけ気づいていたことか。

 ここ数日、女房の帰宅が遅いので、私は先に寝入っていることが多い。
 で、朝起きたらいつのまにか女房が隣にいるという状況が続いているのだが、それだけならまだしも、私はなぜか肌着一枚でくしゃみをしながら目覚めているのである。

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03月08日(木)
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