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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■霧の摩周湖(行ったことない)/『スレイヤーズすぺしゃる』2巻(神坂一・トミイ大塚)ほか
原作旧シリーズの銭形は、ルパンという「悪」に対抗する関係上、それなりに「悪」の要素を持っていたのである。ルパン逮捕のためには味方をも見殺しにする冷酷さや、敵の弱みにつけこむ卑怯さもあった。原作ルパンはやはりピカレスク・ロマンとしての魅力が強かったのである。
それを骨抜きの「よいこのおいかけっこ」にしてしまったのはやはりエコじじい宮崎(^_^;)の罪である。マンガ版はあくまで原作の続編として描かれるべきではなかったか。アニメも毎年やってるんだから。
吉田秋生コレクション『悪魔と姫ぎみ』、これが昔アニメ化されたことがあって、しかも主役の姫ぎみの声を木の葉のこがアテていて、しかもそれが抜群に面白かったなんてこと知ってる人、もう少ないんだろうなあ。表紙に『BANANA FISH』の吉田秋生、と紹介してあるのはある意味サギである(^_^;)。だって収録作が殆どギャグ。私なんぞはこの人の本領はギャグにあると思っているので、『BANANA』も『YASHA』も今イチ乗れないのである。
だいたいお城の名前が「あしたの城(ジョー)」で、そこの王様が「王貞治」なんてどーしょーもないセンス、『吉祥天女』以降の吉田秋生しか知らない方々、信じられますか? みなさんの好きなスタイリッシュでハードな吉田秋生はバカマンガも数多く描いているのですよ。
残念ながらアニメでは「王貞治」は肖像権の関係なのか、フツーの王様になっちゃってたけど。うーん、惜しい。
ちなみにそのときの併映は竹宮恵子の『夏への扉』。いやもう、思いきり耽美。今だったらヤオイ少女が殺到してるとこだな(^_^;)。脚本が辻真先ってのがまたギャップが激しくってすごかった。上映会にはご本人も来られてて、「ここんとこアニメの仕事が少なかったので嬉しいです」と言ってたのが笑えた。実際、これ以降、辻真先は、殆どアニメの脚本を書かなくなるのである。
女房は今日も午後6時半にバイトへ。バイトの契約自体は9時からのはずだが、講習があるので毎日早出なのである。
「いらっしゃいませえ」とか「ありがとうございましたあ」とか、接客マニュアルを覚えるのなんて、大した手間がかからないように見えて、やはり一日二日では終わらぬものらしい。
出がけに少しは栄養つけておけばと思い、イチゴを牛乳につけて渡すが、一口食べただけで「酸っぱい」と言って食べない。
「コンデンスミルクじゃ甘すぎるから牛乳がいいって言ってたじゃないか」
「でも酸っぱいもん」
コンデンスミルクを渡すと、
「練乳の味だ!」
と言ってペロリと食べる。最近、少しは大人の舌になって来たかと思っていたが、やはり女房は甘党である。
……そう言えばC‐1藤田くんのために取っておいたバレンタインのチョコも、全然遊びに来ないので食べてたな(藤田君、義理チョコ1個損したぞ)。
夜、父から電話。
今度、病院を替わる件での連絡である。明後日の土曜、早速新しい病院に予約の連絡を入れておいたとのこと。こっちの都合を何も聞かずに勝手にどんどん進めてくれることだ。私のカラダが空いてなかったらどうするつもりだったんだろうか。
丁度そのとき、玄関のインタフォンが鳴ったので、詳しいことは明後日話すことにして、電話を切る。
客は郵便配達であった。残念ながら二度ベルを鳴らす前に受話器を取ってしまった(^o^)。でもいちいち二度ベルを鳴らすのを待つのもバカだし。
郵便物は女房宛ての書留で、○○銀行のカードである。今度のバイト先はそこでなければ給料を振り込まないものらしい。
帰宅して女房、封筒を開けると新品のカードの反射をニコニコしながら楽しんでいる。やっぱり、ヒカリモノには弱いのだなあ。
02月22日(木)
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