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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■哀愁列車/『ちょびっツ』1巻(CLAMP)ほか
 ……えいくそ、日記開くのに苦労しちまったい。
 どういうわけだか、パスワードが消えていたのだ。
 でも安心、こういうときのために女房がメモを残しておいてくれている。えーっと、英数半角で、ふんふんふんと……。さあ、これで日記の画面が……出ない(・・;)。
 「エラーです。IDかパスワードが違っています」
 いったいどういうわけ?
 パスワードは英数半角。打ちこみミスがないか何度も試した。しかし何度打ち込み直してみても、画面には無常に「エラー」。の文字が出るばかり……。
 もしかして、メモが間違っているのかも……? そう思ってバスワードの再発行を頼んだ。数分でメールが届く。
 原因はわかった。
 確かに女房のメモが間違っていたのだ。
 ……小文字の“l”と大文字の“I”を間違えるんじゃねえ!

 ……帰宅した女房に聞くと、他にもこやつは“O”と“6”、“v”と“r”の区別をつけられずに困っているそうである。日ペンの美子ちゃんに字を教わって来い……(-_-;)。

 というわけでやっと今日の日記が書ける。日記書く前に疲れちまったぞ(-_-;)。

 どこでもいつでも眠れるというのは私の特技の一つで、布団に入るとものの数秒で眠ってしまう。女房からしょっちゅう「一緒に寝ても楽しくない」と言われる所以だ。ところが最近は連日、寝ついたかと思ったら自分の咳で起こされている。今朝も二度ほど咳で目覚めた。
 女房は夜通しパソコンを弄くっている様子。
 「カラーチャートで、画面上で色が分るようにしたよ」
 「……画面で見れたって、俺、色わかんねーよ」
 何度言ったら私が色弱だということを覚えてくれるのかなあ。

 用事があって、ある山の上に登る。
 時間の余裕があったので、少し散歩をする。
 広場があって、そこには昔の蒸気機関車、「Cのちょんちょん」が置いてある。昭和50年まで、筑豊を走っていたそうだが、子供の頃筑豊に出かける用事などなかったので、走っている姿を見たことなどない。確かにその頃、「消え行く蒸気機関車」ということで、世間ではちょっとしたブームになっていたが(「きかんしゃやえもん」なんて阿川弘之原作のアニメまであった)、消えてなくなる段になって騒ぎ立てるのが何だかみっともない気がして、私は乗れなかった。
 少し離れたところに、これも昭和54年に廃止になった路面電車が雨ざらしのまま置いてある。
 こちらは中に入れるようになっているので、ちょっと昔を懐かしみたい気になって、足を踏み入れてみたものの……。
 汚い。
 雨ざらしだものなあ。計器だの電灯だのシートだのは当然外されていて、板敷きは底が抜けそうな感じで怖い。壁の塗装は薄いベージュのような、あまり温かみのある感じではない。運転のハンドルは路面だから簡単なもので、右左に回る程度のものだ。
 でもこんなチープな感じが好きだったのだ。
 博多どんたくの何が好きだったかって、この電車にいろんな飾り付けやペイントをして電飾で光らせ、夜の博多の街を走るのを見るのが、子供の頃の一番の楽しみだった。名を「花電車」と言う。……今や中洲の路地裏でしか聞かなくなった名称だ。
 いかにも子供だましのアニメ電車もあって、山笠の見返しのアニメキャラと並んで、評判は散々だったが、それでもあの頃のどんたくはいかにも「祭り」っぽかった。
 今はただの「イベント」である。
 まだ走ってるのかな、「花自動車」。……そげなもん見とうもなかばい。

 夕方からまた雨がぱらついてくる。
 連休はずっと雨かもな。
 道端の電柱に結ばれていたとおぼしき映画『ONE PIECE』のポスターの紐が切れて下に落ちていた。元通りにしようと思って見てみたが、紐がもう途中で切れていて、どうにもならない。
 『ねじまき島の冒険』というサブタイトルが、今イチ尾田栄一郎らしくないように感じるが、予告編を見たかぎりではよく動いてはいる。
 よしひとさんは北九州でご覧になるのでしょうか。こちらに来られた時にご覧になるならご一緒してもいいですよ。こないだみたいに女房が寝過ごさない限りは(^_^;)。

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02月23日(金)
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