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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■「html」って、はいぱあ・てくのろじい・まきしまむ・ろぽ……じゃないよな/映画『狗神』ほか
数時間かけて何とか基本概念らしきものは把握したつもりだが、実際に作成する段階になったら、女房に助けを求めることになるんだろうな。ともかくこの休日の間に、タイトルやら記事やら、思いつけるだけ考えないとなあ。
昼過ぎ、自転車で天神東宝まで『弟切草』『狗神』の二本立てを見に行く。
途中、a.m.p.m.に寄って、お握りとから揚げを買って行く。本当はマクドナルドに寄ろうかと思っていたのだが、女房が「そっちの道は人が込むから」とわざわざ遠回りさせたのだ。……天神で込まない道なんてねーよ。どこも変わらんのに遠回りするほどのことがあるかい。
もともと女房は天神が嫌いである。ともかく人が多いというのが嫌いな原因らしい。私も新天町や警固付近の雑然とした雰囲気はどうにも好きになれんのだが、博多に比べてそれだけ天神が繁盛してるということである。やっかみと受け取られかねないので文句はあまり言わんほうがいいかな。
しかし天神自体は繁盛していても、天神東宝はどうなんだろう。ここでしか『狗神』はやってないから仕方ないのだが、いつ来ても客はあまり多くない。ともかく椅子と音響が悪いのである。スピーカーなんか真正面に1個しか置いてないんじゃないかという気がしてくるし(よく聞くとかろうじてサラウンドらしいのだが)、AMCやユナイトとは雲泥の差である。もっとも、博多にはそれ以下の福岡東映というのがあるが。
天神東宝にしろ福岡東映にしろ、改装して大した年月が経っているわけではない。それどころか天神東宝に至ってはAMCより後発なのである。にもかかわらず、この環境の悪さはどうしたわけだ。オープン当時、テレビの取材を受けたことがあるが、悪口言いまくって、当然一切画面には映らなかった。でも、そういう欠点に会場側もようやく気がついたのだろう、今度ようやく椅子を全面リニューアルするそうである。
次に見にくるのは『回路』か『クレヨンしんちゃん』か。その時にはゆったりした椅子に身をゆだね、心地よいまどろみを味わいたいものだ……って寝ちゃ映画が見られんてば。
さて、肝心の『弟切草』と『狗神』なんだが、これ、両方とも感想言うにはネタバラシせにゃならんのだよなあ。本格モノではないにしろ、ミステリーとしてのどんでん返しがないわけではないので、そこに触れるわけにはいかない。
だから結論だけ言えば、『弟切草』は無理があるし、ちょっとおフザケが過ぎた感じ。『狗神』は結構感心した、というところか。最近話題になった某映画のネタと同様のトリックなんだが、『狗神』の方が遥かにうまい演出。もともとこのネタ、よくあるパターンなんで、そのパターンの話だと気づかせない工夫が必要なのだ。今回、その迷彩のし方、映像ならではのもので、なかなかうまい。
……何のこと書いてるんだかまるでわからんよなあ(^_^;)。しょうがない、ストーリー以外の感想だけ書いておこう。
『弟切草』、女性陣が意外な熱演(と言ったら失礼か)。奥菜恵も松尾れい子も、表情がちゃんと作れている。minoruって、昔『犬神家の一族』に出てたころは内田稔って言ってたよなあ。何でわざわざ芸名をローマ字にしたかなあ。しかし今回も変な芝居してたなあ。この人はセリフを喋らせると全くダメな人なので、一言も言わない役だったのは正解。
『狗神』、前作『死国』よりも遥かに映画としての完成度は高い。人間の情念がリアルに活写されているのである。部分的にやりすぎの演出もないではないが、森や山を単なる背景としてではなく、人間を包みこむ風土として映像にしている点がすばらしい。天海祐希、渡部篤郎の演技も堂に入ったもので、安心して見ていられる。脇役で『カネゴンの繭』の浜田寅彦さんが出ていたのが懐かしかった。もうこんなおじいちゃんになっちゃったんだなあ。
帰りに「ベスト電器」の「LIMB」に寄って、DVD『シティボーイズライブ・ウルトラシオシオハイミナール」を求める。以前に買っていたのだが、友達にプレゼントしたので、買い直しなのである。でも実はカードのポイントが溜まっていたので値段はタダ。店員さんとはもうすっかり顔馴染、目が合った途端に挨拶されてしまう。
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02月10日(土)
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