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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■ザッツ・エンタテインメント!/2000年度キネマ旬報ベスト・テン
2位以下は、欠点はあっても、「ここがいい!」と言える映像があるものを選んでいる。『さくや』などは松坂慶子が出ていなければ、そして私が安藤希ちゃんに握手してもらわなかったら、ベストテンにすら入らなかったであろう(^_^;)。
外国映画
1『サウスパーク 無修正映画版』
2『マルコヴィッチの穴』
3『マン・オン・ザ・ムーン』
4『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』
5『スリーピー・ホロウ』
6『リプリー』
7『チャーリーズエンジェル』
8『トイ・ストーリー2』
9『ゴージャス』
10『アイアンジャイアント』
次点『アンドリューNDR114』でも『M:I-2』でも『インビジブル』でも『X-メン』でも『ファンタジア2000』でもどれでもいいや。
『13デイズ』や『サイダーハウスルール』、『クッキーフォーチュン』なんかは迷った末落とした。
しかし芸術映画や感動大作とやらに見事に無縁なベストテンである。『スペースカウポーイ』や『ダン・イン・ザ・ダーク』くらいは見に行きたかったんだが、女房が食指をピクリとも動かさなかったものなあ。まあ、それもよし。「映画は娯楽」というのは先祖代々の我が家の家訓であるし(いやホント)。
でも私がいくら「バカ映画」が好きでも、『最終絶叫計画』や『ブレアウィッチ・プロジェクト』などはゴメンなのである。小学校の学芸会以下のレベルのギャグセンスやアイデアで映画を作られても、わしゃ笑いもせんしウケもせんよ。
しかし『キネ旬』のベストテン、ジャッキー・チェン映画を全く無視してるってのは許せんな。『ラッシュ・アワー』も『シャンハイ・ヌーン』も一票も入ってないぞ。これって、映画をエンタテインメントとして評価しようって連中が殆どいないってことじゃないのか。恥だとは思わんのかなあ。
ついでに、昨年物故した映画関係者のベストテン(^_^;)。
もちろん、これも独断(好み)によるもので、あえて外した人も多々ある。チャールズ・シュルツ氏のようにアニメの脚本書いてても本業はマンガ家、という人も外した。
1/30 御園京平(80)チラシ、ポスターその他、あの膨大なコレクション、どうなっちゃったかなあ。
2/26 高原駿雄(76)クシャミ3回ルル3錠のおまわりさん。顔見ればすぐ分る、名バイプレイヤーの一人でした。
3/24 小松原一男(56)『ナウシカ』に参加したことで才能をつぶされた気がする……。
5/10 塩沢兼人(46)『ついでにとんちんかん』の再放送、今やってるんだよなあ。辛くて見られん。
8/5 アレック・ギネス(86)「リタって呼んで(はあと)」誰もかの名優をコメディアンとは呼ぶまいが、コメディ演技を含めて、「どんな役でも演じられる」ホンモノの俳優はこの人くらいのものだったと思う。
8/6 谷村昌彦(73)この人の顔と「訛り」を知らない人は日本にはいない。けれど名前を知っている人はとても少ない。でもそれが役者の誇りになることもあるのだ。
9/20 徳間康快(78)『アニメージュ』はなんで徳間社長の追悼特集をしなかったのかな。社内的には嫌われてたのかもしれんが、その功績は正統に評価すべきではないのか。
9/23 工藤栄一(71)時代劇を撮れる監督がまた一人行っちゃった……。昨年は時代劇作品が多かったように見えるが、実は生え抜きの監督は一人もいなかったのである。
11/9 東千代之介(74)この人が晩年、映画やドラマに出なかったのはあまりにもったいないことだった。『バトルフィーバー』鉄山将軍役すら今の若い人は知らない。『紅孔雀』の浮寝丸の気品など、今の俳優には逆立ちしたってマネできんぞ。
12/3 福田純(77)本多猪四郎の名声の陰に隠れて、あまりに評価が低すぎるように思う。音楽でも伊福部さんとあまり組めなかったのが不運だったように思う。
帰宅すると珍しく女房が起きている。どう言うわけかと聞いてみると、いきなり目の前の棚に、20センチほどの高さの箱をポンと置く。
「何それ」
「いらんならやらん」
「何だかわからんがもらおう」
「……バレンタインの付録」
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02月08日(木)
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