ID:104863
G*R
by K・カヲル
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■『女性死神協会 会議中01・前半』
七緒は力強くネムの両肩に手を置いた。細い指がネムの死覇装を握りしめている。
「このことについては絶対に絶対に口外しないこと。この件については隊長クラスしか知らないから! 副隊長だって知っている人は少ないから! 朽木家の権力とか隊長の権力を甘く見てはだめよ!」
「……先程、権力に屈してはいけないって」
「それはそれ! これはこれ! 書き直してらっしゃい!」
「か、会長はそういえば七番隊を担当しておられたと思いますが、どうなりましたか?」
疲れ切った表情で七緒がやちるを振り返ると、やちるは音が出ると思うくらいに明るい笑みを返した。
「もうばっちり完璧だよ! えっとね。
七番隊、狗村左陣隊長。いつもお面をすっぽりかぶってるから顔がわからないけど、声は低いからなんだかおじさんっぽいです。背が一番おっきくて、剣ちゃんより縦も横も大きいです。難しいことばっかり言ってるしよく怒られるけど、怒った後にはお菓子をくれて頭を撫でてくれるからホントは優しいみたいです。なんでいつもお面をかぶってるの、って聞いたら、その方が他の人とうまくやっていけるからだって言ってました。その意味はよく分からないけど、本人が気にしてるならしょうがないよね。実は気にしやさんみたいです。まとめると、狛村隊長は大きくて優しくていい人です。以上」
読み終えたやちるが顔を上げると、七緒がしきりに頷きながら拍手をしていた。
「えへへー。よくできてた?」
「完璧です! 完璧ですよ会長!」
ひとしきり拍手をして、七緒は残りの人達を振り返る。
「こういう文章でいいんです! 素朴でまともで自分の文章で書かれていてしかも好印象を与えるような! 八番隊の前に休憩をいれますが、先程のような文章でしたらそれも書き直して頂きますよ! いいですか!」
「えー、頑張って書いてきたのに」
乱菊が声を上げるが、七緒は振り向きもしない。
「はい、では休憩に致します。お茶とお菓子の担当は、本日はどなたでしたでしょうか」
「あ、はい、私です。焼き菓子を作ってきました」
勇音が手を挙げて椅子の下から紙袋を取り出した。その隣で砕蜂が大きくのびをしている。ネムは立ち上がり、茶の準備を始めた。やちるが嬉しそうにそれを眺めている。
つかの間の休息が(主に七緒に)訪れた。
あとがきを後回しにすると、書いていた当時のことを忘れていて書くことに困りますね。次からきちんと書いていこうと思います。
さて。これを書くにあたって、一番調べたのは藍染様です。ヨン様について、良く知らなかったので調べた調べた。そして笑いを取りにくそうだったので狛村さんは真面目に。まだあのお姿を皆は知らないという状況のつもりです。砕蜂さんは同じ隊長格なので知っていたという感じで。
02月15日(金)
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