ID:104863
G*R
by K・カヲル
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■考察と設定その三(1)
研究者としてすごい(作成した義骸を見て阿近さんが驚愕していた)
加えて、藍染様が語る「浦原喜助の研究内容」は、彼の感情込みで考えても他の人とレベルが違うものだと感じられます。
おそらく、浦原さんは最も成功に近い研究者だったのではないでしょうか。
そうすると、自分では研究を成功できなさそうな藍染様は、浦原さんに期待して、近づいていても全く不自然ではないと思われます。むしろ、近づくと思います。自分では出来ないのですから。
そして、次で詳しく述べますが、藍染様が浦原さんの研究結果に詳しいことから、少なくともそれらを知り得る程度の距離にいたのだろうと思われます。
ということで、藍染様は浦原さんに近づいた、と考えて、話は続きます。
さて。
藍染様は浦原さんの研究内容にとても詳しいです(175話)。どれくらい詳しいのかというと、
造り出された物質の名『崩玉』を知っている
崩玉が出来たことと、これの破壊を試みたことを知っている
破壊の失敗を知っている
崩玉を隠したこと、並びにその方法を知っている
以上の四点について藍染様はご存じで、とうとうと語られています。結婚式の祝辞くらいに長々と。
まず、これらのことを「大霊書回廊」で調べたわけではないだろう、と考えられることだけは最初に述べておきます。大霊書回廊のある地下議事堂には隊長格は簡単には入れませんし、藍染様は四十六室を誅殺するまではおとなしくしていたでしょうから、無理矢理に回廊へ入らないと思われるからです。
そうすると、藍染様は浦原さん本人か、浦原さんの研究を知っていた人物から聞いたことになります。しかし、浦原さんの信頼を得ている人物が第三者にぺらぺらと話すとは考えにくい(考えたくはないとも言う)。研究は少人数(もしくは一人)で行っていたでしょうし、その中に信頼できない人物はいないでしょう。
ならば、藍染様が浦原さんの研究に参加していた(協力していた)と考える方が自然です。藍染様は猫かぶりをしておりましたし、そのかぶりっぷりは双極で全員集合するまで誰もが気づかなかったのです。浦原さんもまた、当時は信頼していたと考えても不自然ではありません。
このように考えると、一番目の「崩玉という名を知っている」ことについては説明できます。協力者なら、それくらいは知らされるでしょう。話をするときに名前がないと面倒ですから。
二番目についても同様です。浦原さんは崩玉を造り出した後、その危険性にすぐに気付いたものと思われます。それを破壊しようとしたときに、それがたとえ人の手に渡れば相当危険とはいえ、信頼している協力者には話しておこうと考える、んじゃないかな、浦原さんでも、と思います。まず、そう信頼できないような人を協力者にしないと思いますから。
で、浦原さんは破壊を考えていることを話します。
藍染様は驚いてしまいます。藍染様としては、浦原さんは己と非常に近しい者だと感じていたことも考えられます。ここで、藍染様はそれなりに真剣に破壊に反対したと思います。自分では造れないでしょうし、他の人間が再現できるとも思えない。
ここで浦原さんは藍染様に疑いを抱いたと思います。そろそろ妄想大爆発ですけどね。藍染様はそれに気付いて、反対し続けることもできません。
そして浦原さんは藍染様に疑惑の眼差しを向けたまま、破壊を試みます。
三番目、四番目についてですが。
まず、浦原さんが藍染さん(を含めた崩玉の存在を知っている死神)に、崩玉を破壊できなかったことを話したかどうか怪しいところです。崩玉の存在を知っている者は自分以外にいてはならないのです(夜一さんやテッサイは完全に自分に含まれていると思いますが)。
それに、藍染様は浦原さんの協力者になれてはいても、具体的に研究には関われていなかったのではないかと考えられます。
一つ、藍染様の関わりの深さを示すことがあります。176話で、藍染様は取り出した崩玉を眺めて「こんな小さなものなのか」と驚いておられます。これは、藍染様は崩玉を見たこともないし、どのようなものなのか具体的には知らなかったことになります。
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02月17日(木)
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