ID:104863
G*R
by K・カヲル
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■考察と設定その三(2)
V 『崩玉』隠蔽について1
[考察]
まず、隠蔽するための手段を考えたいと思います。
浦原さんが最初に選択した手段は、
『人の魂魄に埋め込んで隠す』
でした。これは、崩玉を通常の方法では確認できないようにすること(事実、ルキアの中にそんな異物があるとは誰も、本人でさえも気付かなかった)、そして簡単には奪われないすることを目的としていると思います。これが、
「魂魄への異物質埋没方」
でした。
藍染様の語りから察するに、これは浦原さんがきちんと公に発表した研究だと思われます。この研究が崩玉作成より前か後かは不明ですが。藍染様はこの研究を知っていて、だから崩玉の隠し場所として最も有力なのは「人の魂魄」があると察したのだと思います。
ただ、埋没させた異物質を取り出す方法が、藍染様が語られた二つしかありません。片方は大仰な処刑を必要とし、もう片方も大霊書回廊にまで探しに行かなければならないほど知られていないことを考えると、この研究は「崩玉を隠す」ために浦原さんが開発したものかもしれません。
この研究が、体に爆弾を仕込むとかそういうことに利用されていそうで、そうだとしたらものすごく嫌な話になりますけどね。
次に浦原さんが選択した手段は、
『大勢の魂魄に紛れ込ませて崩玉の行方を追跡させない』
でした。それが「霊子を含まない霊子体の開発・それを使用した、死神の霊力を分解し続ける義骸の作成」です。
おそらく最初は、魂魄に隠しておいて、その間に破壊する方法を探し続けていたと思います。壊してしまうことが最も確実で安全ですから。しかし、それが見つからなかったのでしょう。浦原さんは更に安全に隠すことを考えたと思います。そしてこの研究をしたのではないでしょうか。
これよって追放されたことを考えると、これはおそらく浦原さんの尸魂界での最後の研究でしょう。このせいで浦原さんは尸魂界から追放されるわけですが、崩玉を隠した魂魄を死神から人間のものにする義骸なので、現世に追放されること自体は想定内だったのかもしれません。
……まあ、こうつらつらと考えているわけですが。
魂魄に埋め込まれた崩玉は、魂魄が輪廻しまくっていてもそのまま中に保存されるのかどうかについては全く書かれていないんですよね。でも保存されないと話にならないので、そんなもんなんだろうと考えています。
[設定]
浦原は崩玉を隠す手段として、最も安全と思われる「魂魄に埋め込む」方法をとった。しかし崩玉の破壊方法は判らないまま時は過ぎ、浦原は更に安全を確保する為に、崩玉の行方をくらませることにした。これらを実行する為に二つの研究がなされている。
W 『崩玉』隠蔽について2
[考察]
で、隠蔽する魂魄を選ぶわけですが、その選び方です。
はっきり言って、浦原さんは、自分か夜一さんに埋め込んだ方が安全だったとは思います。お二人とも強いし、崩玉がなんたるかを知っているし、それを悪用して天に立とうとか考えないので。
では、なにゆえにそうしなかったのか、と一生懸命に無理に根性と気合いで考える必要があります。
最初に、浦原さんとその周辺の人物は、崩玉の隠し場所として真っ先に疑われるのです。つまり、常に狙われ続けるということですし、「こいつの魂魄の中にある」と思われたら無実の罪で極刑をくらって処刑されたりするかもしれません。
ですから、浦原さんおよび彼の周辺の人物には崩玉を隠すことはあまり得策ではないように思われます。
次に、魂魄に埋め込んだだけでは、崩玉の行方はくらませられても崩玉そのものを破壊・消滅させることにはなりません。つまり、崩玉は存在し続けるし、何かの拍子に発見される可能性は0ではありません。ですから浦原さんは(責任を感じているならば)何が何でも崩玉を破壊する方法を探し出して、完全に破壊しなければならないのです。
そしてそれには死神の力が不可欠だとしたら。
浦原さんはどうしても死神でいなければならないのです。
ですから、自分の魂魄に埋め込むことはできないと考えられます。
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02月18日(金)
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